昨日、猫たちは、ベランダでお昼寝(起こしそうなので二階の廊下から撮った)。
陽射しの中の黒白の毛は、つやつや、きらきら。
そうっと居間からベランダへ侵入したら、
ふうが起きた。
そして、瞬時に「遊んで遊んで」と、駆け寄ってきて。
残されたジジ。
物足りなさそう。
家猫たちは、いつだって Stay Home。
猫を見習わなくちゃ。
ま、時々、外に出たくなるんだけどね。
しっかり休んだから、また仕事。
小児科仕事ももう少し進めたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
外来本棚の「獣の奏者」(今、本棚はお休み中だが)。
みんなが読んで大人気。
上橋菜穂子さまのブログ記事「私たちはいま、歴史をつくっている」を読んだ。
ああ、同じことを考えていらっしゃると、うれしかった。
日本中すべての人が、「自分が感染していると思って行動」すれば、流行は終息する。
なんと簡単なことか。
でも、それができない。
あるいは、そう思って行動していても、油断して罹ってしまう。
油断を防ぐためには、8割おじさんで有名な、北大教授、西浦博先生のこの記事、
「人との接触って、どうやって数えればいいの?」を読んで欲しい。
一日に自分は何接触したかを数える。
接触数を最低限にする。
さらには、そこに人がいなくても感染リスクの高い場所、
たとえば駅・お店のトイレ・ジム…等々、
その空間にウィルスが漂っている・あるいは付着している場所へ行かない。
もし行ったときには、まず手洗い。
手洗い後にマスクを外し、服を着替えるなど。
つまり、クリニック診療後のように、家でもやる。
秋田でもウイルス濃度が上昇して来たら、帰宅したらまっすぐバスルームかな。
さて、自分は感染から逃れることができるか。
たぶんインフルのように毎年流行することになるだろうCOVID-19。
これだけやっても、最終的には逃れることができない気がする。
でも、後悔しないよう、やれることすべてやってみよう。
上橋菜穂子さまのような壮大なファンタジーは自分には無理だけど。
小さなファンタジー、書きたいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
家の前の栗の木に、緑色の繭?がぶらさがっていた。
風に吹かれて、ゆらりゆらり、ゆれて。
これはウスタビガというヤママユガの仲間の繭らしい。
つまり、蚕に近い種類の蛾の繭。
通常春から夏に羽化するが、繭の形で冬越しするものもあるとのこと。
孵化すると出てくる緑の幼虫は、触るとキュゥと鳴くらしい。
ゆらゆら揺れる繭で、幼虫は触ると鳴くなんて、どう見ても猫のおもちゃになりそう。
ね、ふう。
外来は発熱児も多くて、ひたひたと新型コロナ市中感染の足音が。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
全国に緊急事態宣言が出た。
これまで以上に、感染対策をしなければならない。
新型コロナで外来診療を区分けした時から、看護師さんが待合室のおもちゃを片付けてくれていた。
患者さんは待合室には短時間しかいないが、本はそのままだった。
昨日、小児科の本棚に、カーテンをかけた(今日はここに楽しい掲示をする予定)。
大きい子向け本棚は、猫ののれんでカバー。
県医師会の朝倉先生が、MLで有益な情報を伝えてくださっている。
日経メディカルに掲載された大西淳子さんの記事「多くの環境下でSARS-CoV-2は長時間安定」は、
実験により得られた新型コロナの性質をまとめてあって、とっても有用。
「多くの環境下でSARS-CoV-2は長時間安定」
感染力のあるウィルス液を14日間一定温度に置くと、感染力保持期間は、
4度 14日
22度 7日
37度 24時間
56度 30分
70度 5分以下
高温では感染力が短時間でなくなるらしい。
室温22℃・湿度65%の環境下でウイルス液をいろいろな物体に滴下し、
一定時間後に輸送液(溶かす液は輸送液というらしい)を追加滴下し回収した液の、
感染力がなくなった(陰性化した)タイミングは、
コピー用紙・ティッシュペーパー 3時間
木材と布 2日
紙幣表面 4日
ステンレス・プラスチック 7日
サージカルマスク(内側) 7日
サージカルマスク(外側) 7日以上(=7日後まで感染力を持つウイルスが存在)
サージカルマスクに長期間ウイルスがいるということは、
サージカルマスクの細かい網目に絡め取られて脱出できないでいるのだろう。
つまり、それだけサージカルマスクは外から内からのウイルス侵入を防ぐということ。
ただし、サージカルマスクに溜まり続けるから、やはり使い捨てが好ましい。
あと、感染力がなくなっても多くがPCR陽性だったとのこと(ウィルス粒子そのものは残っている)。
そして、室温22℃でウィルス液15μLに通常使用する濃度の様々な消毒薬135μLを加えると、
家庭用漂白剤50倍希釈・同100倍希釈
消毒用エタノール70%・ポビドンヨード(7.5%)・クロロキシレノール(0.05%)
クロルヘキシジン(0.05%)・ベンザルコニウム塩化物液(0.1%)
いずれもも5分後に全てウイルスは感染力を失っていた。
ハンドソープ液のみ、1検体で5分後に感染性のあるウイルスが存在していた。
PHについては、室温22度で、pH3から10までの環境にウイルス液をおき、
60分後に感染価を調べたところ、どのpH下でも感染価はほぼ同様で低下は見られなかった。
つまり、通常の消毒液での消毒はすべて有効。
石けんでの手洗いはかなりしっかりやれば有効。
重曹や過炭酸ナトリウムなどのアルカリ剤ではウイルスは死なない。
以上を考えると、新型コロナウイルスを消毒するには、熱と消毒薬とていねいな手洗い。
一度ウイルスが物体面につけば、数日は感染力をもったまま居つづけると思ったほうがいい。
一度使ったマスクは、消毒液に5分以上浸すか、熱湯消毒。
私は手洗いした竹布マスクを脱水した状態で1分くらいアイロンを当て、高熱にしているから大丈夫かな。
サージカルマスクも繰り返し使うなら、しっかり消毒か熱処理せねば。
秋田はまだそれほどウイルス濃度は濃くないと思うけれど、
怪しくなってきたらいろいろ考えて消毒しないとならない。
靴のまま診療する病院では、靴底についたウイルスが外から持ちこまれる。
うちは玄関でスリッパに履き替えるけど、スリッパはこれまで以上にきれいにしないと。
で、次亜塩素酸液で私の診療サンダルも消毒したのだった。
だんだんウイルスの性質がわかってきているのはありがたいこと。
インフルだってノロだって、性質がわかるから対処できるのだ。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
昨日、北保育園の内科健診だった。
5月に健診予定の園は延期になったが、少人数の園なので今はまだ大丈夫だろうとの園の意向で。
園の桜が咲き出していた。
マスク・ゴーグル・手袋で内科健診実施(私が感染している可能性ゼロではないので)。
あちこちで春の花が咲き出している。
チョコのお墓の、白木蓮の花(だんだん山のコブシに似てくるのはどうしてだろう)。
白いコブシの根元には、白いヒヤシンス。
リンが眠る土の隣にネムノキを植えたけれど、育ってくれるかな。
そして、お墓の前には紫のヒヤシンス。
花の季節が始まったけれど、今年は新型コロナで、もの悲しい。
それでも花を見るだけで、優しい気持ちになれる。
コロナ関係の小児科MLで、まだインフルBが流行している園があるとの情報。
油断できない。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)