8月の終わりの日、左ふくらはぎのリハビリを兼ねて、野草園を歩いてくる。朝方はひんやりしていたが、昼近くなると強い日差しと蒸し暑さに顔から汗が噴き出る。旺盛な夏草に紛れて、季語でいえば秋に属する花、木の実、蜻蛉、蝶が晩夏の日差しの中で命を燃やしていた。1時間ばかりだが、夢中でG3Xのシャッターを押した。「ああ、本物の山に早く行きたいな。」と思った。順調に回復しているが、べた足での、登りになるとふくらはぎの疲労を感じる。あと1週間、歩きの回復に徹しようか。でも、まだまだ、昼は暑い。
足元三か所が何者か虫に食われ、痒すぎて、野草園を後にした。
小楢の青いどんぐりが路上に落ちていた。今朝(9.1サンデーモーニング)TVでやっていたハイイロチョッキリという昆虫の仕業なのだろうか。今度調べてみよう。
虫狩(大亀の木)の仲間も秋色をおびてきた。スイカズラ科のムシカリとガマズミのちがいまだ分からん。
蓮華升麻(レンゲショウマ)がひっそりと咲いていた。美しい花だ。
岩菖蒲が池のほとりに
細葉擬宝珠
ざりがにも秋色に アメリカだろうか。
沢桔梗
檜扇
松虫草を吸うアカタテハ
節黒仙翁(フシグロセンノウ)
ベニシジミ
宮城の萩 野草園は、これから萩の季節
ヤマボウシの実も赤づいてきた
吾亦紅(ワレモコウ) 夏の終わりの高原といえば この花
ノシメトンボ(クルマトンボ)の♀か アキアカネの仲間だ
松虫草
浅間風露
撫子
水引の花