秋の山を登る。秋の野を歩く。目についた美しいものを撮る。帰って、再生し、図鑑などで名前を探す。探さなくても名前を知っているものも、図鑑で確認し安心する。どうしても、名を特定できないものも、いつかは分かる時が来る。だから、気にしない。撮られて、ピンボケ、二重取りなどで、圧倒的多数が見向きもされず捨てられ、やがて削除され、ごみ箱からも消えていく。名前も明らかにならず、捨てられていく者たち。すこしさみしい。
オニグルミとサワグルミ、ガマズミとムシカリ、少しずつ違いが分かってきた。花と葉っぱと実。山に入ると少しずつ、仲間たちの名前を憶えていく。声が聞こえてくるようだ。
この季節、長い穂を垂らして丸い実をつけないのがサワグルミ(野草園)
葉っぱのギザギザの細かいのがムシカリの仲間(乗鞍岳)
葉っぱのギザギザが大まかなのがガマズミの仲間 ミヤマガマズミ(野草園)
これは、よく見かけるが、分からん(乗鞍岳)
捨てられない、秋の生き物たちを張り付けておこう。
ゴゼンタチバナの実 (乗鞍岳)
ツリバナの仲間の実(乗鞍岳)
バラ科の実(野草園)
カンボクの実(野草園)
タマゴダケの笠が開いたものか(乗鞍岳)
岩雲雀は、ハイマツの小道によく現れる(乗鞍岳)
フジバカマの花を吸うアサギマダラ 秋が深まると南西諸島に移動するのだろうか(野草園)
サワギキョウの蜜を吸うキムネクマバチ(野草園)
アサマフウロ(野草園)
エゾリンドウ(野草園)
シモツケの仲間か(野草園)
曼殊沙華(野草園)
フシグロセンノウ(野草園)