かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

山カフェの常連客となろう。

2018-07-15 09:17:41 | 日記

毎週土曜日の朝9時からNHKラジオ第1で「石丸謙二郎の山カフェ」という番組がいつからか始まっていて、昨日土曜日の番組を聴いていたら、いつのまにか大好きな気象予報士井田寛子さんがアシスタント役となっていた。

井田さんは前にNHKの看板気象予報士でその時からファンだったが、いつのまにかTBSに移って、あさチャン担当の気象予報士になっていたので、夏目三久さんと井田さん会いたさにあさチャンを見ることしばしだったのだが、井田さんは、またまたいつの間にか番組から消えていて、後で調べたら妊娠出産とのことだったので、当面お会いする機会がないもんだと思っていた。

それが、昨日たまたま山カフェを聴いていたら聴きなれた早口冷静明朗沈着な声が聴こえてきたので、ホームページを覗いてみると、あの井田寛子さんだった。毎週土曜日に井田さんの声が聴けると思うと、この番組の常連とならざるを得ないでしょう。

すみません、マスターの石丸健二郎さんを忘れていました。俳優だとは思いますが、熱心なファンではないので、素性に疎いが、なんでも40年来の山好きで、年齢も同世代とあって、とっても親近感を抱かざるを得ない。そのソフトでダイナミックな語り口で、山が好きで好きでたまらないという気持ちがあふれかえっている。常連となろう。

この番組を一通り聴き終えると「さあ、山に出かけるぞ」という気分になるから不思議である。さらに、今週の特集は星景写真の特集だったが、ギャラリーを覗くと素晴らしい山を背景にした星空が広がっていて、「さあ、来年内地にもどっったらオイラも花写真とともに星景写真を撮りに出かけようか。」という気分にもなってきた。

ただし、最低一眼レフにレンズ3本、三脚(5,6kの荷重)増をを覚悟しなければならず、ただでさえ、衰えている体力に持ち応えられるか心配ではある。・・・・「鍛えよう」

http://www4.nhk.or.jp/yamacafe/

 

昨日19時44分ころの夕焼け。沖縄県最高峰(といっても520メートルちょっとですが)於茂登岳は、低い雲に覆われている。その後、雲おおく星まばら。

 

 

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21の一等星を見る・写す

2018-07-13 15:34:52 | 日記

台風8号は、八重山の空の霞を拭い去ってくれたようで、朝方東の空はホシボシが煌々と輝いている。モヤモヤ君と名づけたスバル(アルシオーネ)に双眼鏡を当てると、やっぱり美しいむつらぼしがプレアデス星団にひときわ輝いている。

ベランダには、いまだ台風対策のネットが張られたままなのとワールドカップの寝不足でベランダに三脚を立てることはできていないが、スバルはおうし座の一部。一等星のアルデバランと雄牛の角の先にいて座の一等星カペラも確認できる。夜明け前の5時前にだ。

台風ネットから南の空を見ると少しさびしくて、南のうお座の一等星フォーマルアウトだけががんばって輝いている。もう、南十字は朝方には南の水平線に隠れている季節で、南十字の一等星アクルックスとベクレックス(ミモザ)とケンタウルス座の一等星リギル・ケンタウルスとハダルは撮影できない時間帯となっている。冬を待たねばならないか。

じつは、全天の一等星21のうち、石垣島は1年を通せばすべて視野に納めることができる貴重な位置にあり、冬でも夜空の観察が苦もなくできる。

悲しいかな、来年の3月にはこの島を離れる決意を固めていることから、改めて貴重な位置にある証に、来春まで、その21の一等星をすべて媒体に収めようと決意した。(そんなに困難なことではないが。)

とりあえず、今の季節の星座早見盤で確認したところ、

朝→ 東の空におうし座アルデバラン・ぎょしゃ座カペラ、西の空に白鳥座のデネブ・こと座ベガ・わし座のアルタイル、     南の空に南のうお座のフォーマルハウトの6つの一等星に会うことができるだろう。

夜→東の空に、先ほどのデネブ・ベガ・アルタイル、南の空にさそり座のアンタレス、西の空にうしかい座のアルクトゥルス・おとめ座のスピカ・しし座のデネボラの上記以外の4つに会うことができる。

つまり、今の時季は、21一等星のうち10星を暗い夜空のうちから視野に納めることができる。

夏から秋、秋から冬までには、すべてカメラに収めることができるだろうし、そのように行動しようぜ。このブログで報告できればいいな。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E3%82%8B%E3%81%84%E6%81%92%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7  

(明るさ1.5等未満を1等星と読んでいる。)

 

昨年7月に撮影した東の空のモヤモヤ君

おうし座の角先に昨年は金星が輝いていた。

 

 

 

 

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限りない郷愁の書「富士日記」

2018-07-11 20:05:03 | 日記
台風8号マリアは、停電をひきおこすことなく、足早に立ち去った。>富士山から戻って、7月7日の日に、「富士聖母像」のことを書いた。武田泰淳夫人武く田百合子さんの「富士日記」に誘われての旅だった。

そのとき、いったい「富士日記」には、何度聖母像のことが記されていたのだろう。と、まったくどうでもいいことが気になりだした。それじゃ、また、石垣市立図書館から借りてきて確認しようか、などまったくどうでもいいことを思い描いた。

だが、何度か図書館の棚を行き来していたのだが、「富士日記下」巻だけ、いつまでたっても陳列されていないことに気づいていた。誰かが、借りたまま、返していないに違いない。ひどい奴だ。などと思いながら行き来していることを思い出した。

しょうがない、「購入」しようか。自分のものになると赤や黄色の色鉛筆や、蛍光ペンだ赤ペンだなどと落書きできる、しょうがない「購入」しようか。とAmazonを覗いたら、定価が1008円、送料無料でも上中下三冊で3024円、ちょっと勇気がいるな。いささかの逡巡。

でも、Amazonのいいところは、中古販売。何と1冊167円~189円。「買いだ!」と衝動買いのカートへ直行。。。。だが、世の中そんなに甘くは成り立っていません。送料手数料は、1500円ちょっとと表示。本の代金とあわせて1580円、少し考えたが、新品の約半値でゲットできるのだから、あとはAmazonの信用力を信じて注文。

で、この台風8号の通過にもへこたれず、7日に注文した三冊は、本日11日郵便受けに!きれいに梱包され、中古といっても腰巻も付いており、たぶん誰にも読まれなかった「売れ残り品」。改版から20年を経たいささかならぬ黄ばみが、さらに懐かしさを増して、オイラには新本以上にうれしかったぜ。(涙)

実は、聖母像ばかりではなく、オイラにとっては、小学4年から大学3年あたりまでの「昭和」のかおり芬芬たる郷愁の書となっている「富士日記」。

昭文社山と高原地図を広げながら、武田親子一家の動静を後追いし、武田家の飼い猫になったつもりで、あの時代をトレースしてみよう。

フジバカここにあり。

 

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やがて電気が止まるだろう

2018-07-10 14:06:49 | 日記

午後から公共交通機関、といってもバスだけですが、全面運休となり、暴風警報の石垣島、官公庁の閉鎖が決定し、弁当を携えたまま家路に着く。真栄里の海岸に立ち寄ってリーフの端っこ、500mぐらいのところの白波を眺める。予報では、12メートルにもなるというが、今のところ、5,6メートルというところか。もちろん離島を行きかう定期便は朝から欠航となっており、空の便も、今日は1日すべての航空会社が欠航しており、さしずめ陸の孤島ということか。明日の朝まで、ヒトも陸や海中の生物も息を潜めていくことになるが、「電磁波→電波」だけは、陸の孤島にも盛んに飛び交っており、写した動画や静止画が架け橋となって孤島の住民もそう孤独を感じなくなっている。

しかし、肝心の電気がないとあらゆる電子機器は、ただのプラスチックと金属で構成されたゴミとなってしまい、「息を潜める」真の世界は、人々の暮らしから電気がなくなるときに始まるといってもいい。

台風8号マリア様のもたらすこの風は、経験上、やがて停電をもたらすのだろう。電柱がなぎ倒される、電線を引きちぎる、漏電する、落雷に遭う、設備が水没する、といったあらゆる原因によって家庭用電気の供給は停止されるのだろう。今夜のどこかで。まるで、刑の執行のように。

そのような、事態を想定して、昨日はモバイルバッテリーと車のライターソケット差込用チャージャーを購入してきたし、車にガソリンを満タンにした。2つのヘッドランプや、ランタンの電池も確認したし、充電式電池を家庭用コンセントに差しっぱなしした。これだけの備えがあれば、1週間程度の停電でもスマホは充電されてWI-FIとBluetoothに接続され、にぎやかなラジオやあらゆる音楽はANKERのスピーカーから流れるのであろうし、このブログは更新され続けるのだろう。スマホでTVが受信できないエリアには住んでいるが、ラジオやネットの情報で十分である。(ただし、本日27時からのフランスvs.ベルギー戦は絶望的か)。しかしなんの孤独を恐れようとしているのか。音のない、情報のない、情報を発信できない、真に世間から切り離された世界をそんなに恐れているのか。「それは良く分らない。ただ、少し不安なのだ。」

 

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麓から登る富士山2019

2018-07-09 09:03:06 | 日記

2018年版:山と高原地図を広げながら、もう来年の富士登山を考えている。この10数年の間に、麓から登れる吉田口、須山口、村山口、精進口と4つの登山口を体験して、残されたのは、河口湖駅から歩いてスタートできる船津口。来年は、ここから登り念願の奥庭荘に泊り、御中道散策とバードウォッチングに時間をかけて、ご来光に合わせて山頂に登り、同地図に富士箱根トレイルと記された須走口登山道を駆け下り、今年の春立ち寄った須走浅間神社にお参りして帰ろうか。うまいことに、近くに須走温泉・天恵があり、ここに泊って翌日、懐かしいUTMFコースだった三国山ハイキングコースを昼間歩いて山中湖に向かうのもいい。

今年のように吉田口山開きに合わせれば、須走口はまだ山開き前なので静かな下山を楽しめそうだが、果たして下らせてくれるか。あと、2018年版の地図には、奥庭荘から大沢崩れまでの御中道コースは一部崩落により通行止めとあるのも気になる。

富士は生きている山。どこで崩れてどこで煙が立ち上がるか、日々刻々と変化しているのでコースの状態は予測不能。ましてや、昨日までのように数十年に一度の「特別警報」の出る異常気象の時代。明日のことも分らぬ世に、来年のことを考えているフジバカもいる。

八重山地方、マリア様が近づいてくる。聖母マリア様ではない。マリアとネーミングされた猛烈な台風8号である。昨日も、今朝も晴れて風もないが、予報では明日の午後から明後日までが、どうやら暴風体験。嫌いではないが、程度の問題である。ベランダの植物たちを部屋中に避難させ、じいっとセマルハコガメのように甲羅をしまって眠っていようか。

昨日天文台までの道端で出会った若いセマルハコガメくん。

手に取ったので甲羅を閉じたが、若いだけあって、すぐに首を出して逃げていった。

昨日の午後3時。

天文台から竹富島を望む。きのこの柄のところは、雨か。こちらは晴れているのに竹富島は、雨。

今朝日の出前の、アカネ雲と25.7のお月様。何ごともないように静かです。




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