かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

かもめ食堂

2018-07-30 18:57:46 | 日記

明日は、火星大接近の日。月が出てこない20時から21時ころまでが撮影のチャンス。晴れていれば、火星のほかに土星と木星の惑星仲間、一等星のさそり座のアンタレス、しし座のレグレス、おとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥルスなどの星たちが天の川を舞台に壮大な宇宙に輝きを見せていることだろう。

その予行練習に、今夜も浜に下りてみたいが、わが集落は、秘祭といわれる「豊年祭」の夜。撮影も録音も禁止された、「ニーロ神」という二体のアカマタ・クロマタの神様が家々を回り、関係者以外うろうろ歩き回ることもタブーとされているので、日没時の一般公開時間だけ広場に出かけお祈りを捧げたら、遠くの太鼓を聴きながらじっと家にいて酒でも飲んでいよう。

夕方、豊年祭開始まで間があったので、YOUTUBEから300円支払って、荻上直子監督・群ようこ原作・小林聡美主演の「かもめ食堂」をダウンロードして鑑賞。48時間限り見放題の商品。日曜日のきらクラBGM選手権に群さんのオヤジのおにぎりのくだりが出てきたので、急に懐かしさを覚えたのだ。2006年の作品。震災前で、沖縄から仙台に帰った当時のむなしい心理状態の日々に、どこかの商店にこの映画のポスターが貼っていたな。この映画、劇場ではないがビデオで何度見たことだろうが、八重山に保存されている媒体では見つからなかったので、YOUTUBEさんの御世話に。やっぱり、傑作だと思うが、この作品に拍手しうるヒトビトは、こころになんかしらの「病」を抱えているのかしら。と、思う。

で、どうでもよろしいことなのであるが、この食堂のメニューに「パプリカのきんぴら」があったと思ったのだが、今回の映像では発見されなかった。48時間だから、明日もう一度見ようと思うのだが、明日は仕事もあるし、浜で「火星大接近」のドラマ撮影もある。・・・でももう一度だけでも観て見よう。 

エンディングの井上陽水「クレージーラブ」最高。

 

南国の路上にて

 

 

 

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