かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

涼しい八重山の雲の下で

2018-07-24 04:43:16 | 日記

台風10号が暴風域まで発達せずに沖縄本島を北上したかと思うと、日曜日に八重山に近づいた熱帯低気圧は、予想に反して台風に発達せず雲散霧消した。なんでも、例年より海水温が低いためとのことだが、日本列島の連日猛暑との関係が良く分らないが、どこか地球のメカニズムがおかしいことになっているのだろう。八重山地方、いまだ最高気温が33度までは至らず、昨日は1日中曇り空で吹く風は涼しいといってもいいくらいだ。夜間、窓を開けて寝ていたら、少し風邪気味でもある。

昨日、高校野球の決勝戦、結果が分りかけた時点で、家を出て、パックラフトの練習のためラムサール条約登録の地、名蔵アンパルへ。西表石垣国立公園に編入されている広大な湿地。夕方6時すぎが満潮とのことで、午後3時過ぎからスタート。だいぶパドル捌きにも慣れてきて、やや向かい風ながらも名蔵川を遡り、神田橋まで行って折り返す1時間のツアー。

それにしても何と静かな乗り物。人っ子一人いない川面でパドルをとめた時の静けさと空気ボートに身を横たえ感触の穏やかさはどうだろう。スローライフにぴったりの乗り物ではないか。このパックラフト、結構な急流を下る能力を身につけているようで、そのような動画も紹介されているが、八重山の川は、のんびり、マングローブに囲まれた川面に浮かべて、空を仰いでいるだけでいい。

今度は、風の穏やかな時、リーフ内の海にも出かけてみようか。また違った味わいがあるのかも。

いざ、スタート

オモトダケとツーショット

アダンの実が色づいて

折り返し地点の神田橋

名蔵大橋が海への出口

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