この土曜日から月曜日にかけて、NHKBSプレミアムで、2018年UTMFと2009年UTMBのレースを観覧。UTMFの方は、トップランナーの最後の競り合いシーンが荒天による電波障害により見られなかったが、逆転劇があって、ずうっと2位につけていたアメリカの選手がスペインの選手をゴール間じかで追い抜いたみたいだ。まさにドラマだったが肝心なところが電波障害とは、いやみでしかない。またの、再放送を待ちたい。それにしても富士は美しい。やはり、4月にしてよかったのではないか、晴れていたし。
半分の距離のSTYに同時参加していて、トップ選手を拍手で見送った天子山塊の登り。ずうっと当事者になれず、「引退レース、参加することに意義がある。」と嘯いていた自分があの夜あった。エイド2までの下り舗装を満足に走れず、制限に20分も引っかかったオイラに自戒の念が今になって沸いてきた。
じつは、先週金曜日の朝、約1年ぶりくらいに体重計に乗って少なからぬショックを受けていた。20年ぐらい前に走りはじめるまでの体重に戻っている。おなかが出ていることも分っていたが、2012年UTMFを完走できた頃からすると6,7kは体重が増えていることになり、「これじゃSTY敗北も無理はなく、、ウルトラ最終レースと決めている、来年の富士山・野辺山・高山の三山ウルトラも掛け声出終わるだろう。」という天のささやき。
で、土曜日のUTMF観覧後から、毎日体重計に乗ることを決意し、まじめな朝ラン、テレビ閲覧のながら階段登り、スクワット、腕立て伏せなどを日課とすることを自分に課す。食事制限、酒類制限は辛いからしない。
で、本日、鏑木毅さんが、2009年に自己最高の3位になったUTMBのドキュメントを見たのだが、あらためて彼の心身の強さと魂の崇高さをうかがい知ることができたし、老いとガンを克服し、極度の疲弊にもかかわらず34時間台でゴールしている70歳のフランス親父の姿を見せ付けられたので、トレランはともかく、三山ウルトラ完走に向けたトレーニングと体重調整に今からスタートすべし、という気持ちになっている。
その、鏑木さんが、50歳になる来年のUTMB参加と50代での初表彰(10位以内)を目標にしているとのこと。現在体調を崩し、帯状疱疹も併発していたとのことであるが、早く回復して目標を完遂してくれることを祈りたい。オイラも、あやかって、あまりにもささやかではあるが、目標を持って生きること、成功体験は人を幸福にする(青山学院・原監督) を信じて生きていこう。NEVER ○○○
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2018年4月27日、STY・UTMF開会式の鏑木さん。