今日もあったかいので青葉の森を歩いてきたが、残念ながらウグイスのさえずりを聞き留めなかったが、森を下りてきて広瀬川の河畔を漫ろに歩いていると、ああ聴こえた!
「ホーホケキョ」ではない。「ケーキョン」「ヒーキョン」とどことなくか弱くたどたどしいのだが、たしかにウグイス君だ。ウグイスの♂君は今日から、歌の練習をくり返し、「ホーホケキョ」と♀さんを誘う甘美なテノールをまもなく獲得するのだろう。
オイラにとっては、2022年3月9日が、この年の初鳴きだ。
全国的に初鳴き調査をしているバードリサーチさんも、本日付の更新で宮城の初鳴きを報じていることから、オイラの耳は、客観的なのかもしれない。とにかく、ウクライナ報道にくぎ付けにならず、野外を彷徨うことが「正しい行動」なのだといいたい。
野外にいれば、命は復活するものだ、という宇宙の意思を感じることができるのだ。