あちこちと遍歴している私の癖は、いま「歴代嗣誠獨集覧」(れきだいしせいどくしゅうらん)に向いています。この郷土の三史書の一つは江戸時代に書かれた相良藩の史書です。おかげさまで相良村によって平成7年に復刊してされました。相良氏第1代長頼から26代頼峰までのことが書かれています。
印刷定本にして500ページに及ぶ資料です、おかげさまでくずし字ではなく印刷された字で読めるので私にとってはありがたいことです。ところが日本語がまだ達者ではないために読み取ることには苦労しています。また、一字一句理解しながら読むという時間はないので‘斜め読み’です。目的は、人吉球磨の寺社の草創等が書かれてあるのを読み取りたいのです。しかしあまりの多さにビックリしながら斜め読みしています。例えば次のように書かれています。
「天文十五、山田里ノ大王社壇因晴広公御願、執権東弾正長兄承公命造修也、伝記詳前也、」とあります。返り点もあるので古文に疎かった私としては苦労しながら読んでいます。したがって斜め読みで付箋をちながら、今日の昼間1/3ほどしか読めませんでした。付箋をうってその先はどうしようかと迷っています。まずは最後まで読んでみます。そのむかし、為政者が神佛を尊んだことは多くの記事で伺えられます。
台風21号は大きな台風なようです。九州には影響なさそうですが東日本はご用心です。夕方時は風が吹いていましたが、いま(21時30分)はピタリと止んでいます。
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