言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

9月8日

2018年09月08日 | 日記
   
 
 今日もほとけ展準備のことを。
 今日は家にいてパソコンと睨めっこでした。資料作成をしました。仏さまはいつ、誰によって、何のために作られたかがよくわかっていません。作者(仏師)もわからないものが多いです。ずっとそこに坐しておられたのかどうかもわかりません。仏さまは(奈良の大仏さんなどは別でしょうが)動かすことがあるからです。高寺院の2体の国指定の毘沙門天立像も1体は(記録から)他のところから移されてきたことがわかっています。ところがどちらの方が移されてきた仏像なのかはわかっていないのです。

 今日、ずっと悩んでいたのは岩ヶ野堂の‘薬師如来像’のことです。光背に「宝永5年」と書かれてあります。1708年のことです。ところが脇の十二神将は「文政8年」(1825年)なのです。100年もあとに作ったのかな?という疑問なのです。説明をどうしようかとな迷いながらパソコンと睨めっこしていました。今日の写真は辻堂の仏像ですが右側にあるのが墨書書きしてある舟形光背なのです。この光背には作った人(犬童源七)、願主(宮原権三郎、作右衛門)と年号などが書いてあるのでよくわかる仏像ですが、十二神将との関連性がわからないのです。??

 教科書の紙質が良くなる=重くなるとかってに決めつけましたが、‘もりへいさん’のご指摘コメントがありました、イコールではないようです、技術のおかげで紙は軽くなっているようです。ページが多くなったのが大きな要因のようです。たいへん失礼しました。

 今日は一日中の雨でした、すっかり秋らしくなったようです。

 今日の天気(一時