先日からのニュースでも今日の熊日“射程”にも「置き勉」のことがありました。教員を何十年もしていましたが「置き勉」なる言葉は初めて聞きました。報道されている通りにランドセル(の中身)は重くなったのだと思います。重くなったのにはそれなりの理由があるようです。1つくらいだと何百gなのでしょうが、いくつも要因があるからKg単位で重くなったのだと思います。
軽くするには、いろいろとあると思います。以下、思いつくまま書き出してみます。(ほとんど無責任論です)
1 教科書の紙質を悪くする。むかしはぼろい紙でした。よく破れていました。いまのは良いです。カラーにもなっているので尚更なのでしょう。紙質がよいということは重くなると思います。ページ数が多いのは文科省のせいです。ページが増えたときは1冊ではなく分冊にしなければ仕方ないことです。教科書の紙のことはいい面悪い面があるようです。
2 教科書以外のものが多すぎる。資料集、問題・ドリル集などのことです。これは学校の責任。私はこれを少なくすべきだと今でも思っています。いらないもの、使わないものが多すぎるのです。たぶん100ページのものは半分も使いこなしていないはずです。買う方も悪いが、作る側(編集)も悪いです。量より質を考え直すべきです。
3 「置き勉」は仕方ないことでしょうが、アメリカみたいに個人ロッカーがあるわけではなく教室後ろの棚くらいでは間に合わないでしょう。しかし、現実的にはこの対応しかないのではないでしょうか。学期や学年終わりにどさっと持ち帰ることは心配ですが。
私の意見としては、さしおり3、将来的には1や2のことを考えていく必要はあるようです。“射程”にもあるようにしっかり議論が必要だと思います。それも実効性を伴う議論を!です。
天候が秋らしくなってきました、今日からの雨は秋雨前線でしょうか、一雨ごとに涼しくなっていくのでしょう。
今日の天気(→)