4月19日(木)、旅館で記念写真を撮ってもらって、10時前に出発。途中で「とうへんぼく」という小さな喫茶店でティータイム。5分くらいで、「大紀町 日本一のふるさと村」に到着。
女将のせこゆき子さんが出迎えてくれました。お茶を呼ばれていると、狭い通路から、せこさんのお母さんが来て、ご挨拶をしてくれました。もう90歳になるというのに、毎日5キロは乳母車で歩いていると言うことである。
夫と娘と私は、しいたけハウスで、しいたけ狩を初めて行いました。そして、畑に行き、ニンジン、ブロッコリー、大根などを抜いて、昼食の材料を収穫。
イチゴハウスでイチゴ狩り。本格的に立ってイチゴが取れるようになっていて、真赤になったイチゴをしっかり取りながら食べました。甘くってとてもおいしかった。
私と娘は、山菜の名人と言われる近くの方と一緒に、わらび取りに行きました。少し山手に上ると、日の当たる斜面にチラホラとわらびが顔を出している。私が先に歩いているので、なかなか見つけることができないで、娘は名人にあそこ、ここ、と言われながら取っていると、結構取っていました。自然の中で、身近に、食料があるなんて不思議ですね。うらやましい限りです。
もう前もって取っていた山菜の王様のタラの目の揚げた手のてんぷらが出てきて、頬が落ちそうでした。先ほど取ってきた野菜類や山菜のてんぷらが次から次に出てきて、久しぶりの山の幸を頂きました。巡回している豆腐屋さんの冷奴もおいしかった。
お腹が一杯になって、母はお座敷で、横になったので、近くの公民館で健康体操とカラオケをやっていると言うので、参加させてもらいました。
まず、大紀町の保健師さんから、足腰を鍛える健康体操を教えてもらいました。
郷土の草もちやお菓子も頂いて、一人ひとり歌詞カードを書いてカラオケが始まりました。
近所の人から、障害施設の人たちなど20人くらいが参加していました。楽しく地域にすんなりと溶け込んでいるのがいいですね。
少し早めに帰ってくると、母は、せこさんのご主人のお母さん(86歳)と話し込んでいて、6月にはホタルが飛ぶし、アジサイが咲くので、ぜひまた来てくださいと言われて、すっかりその気になりました。やはり同じ世代の人と話ができるのが一番うれしそうでした。
せこさんに、野菜、山菜、手作りパンなど、箱一杯のお土産を頂いてしまいました。
玄関先で、記念写真を取ってもらって、岐路に着きました。
母に今回の旅はどうだと聞くと、「楽しかった」と言ってくれました。終わりよければ、すべていいのかもしれませんね。また母と一緒にいけるときがあるといいなあと思いながら、帰ってきました。
友人のおかげでまた行きたいと思える記憶に残るステキな旅ができました。ありがとうございました。
今日の万歩計は、16,662歩でした。ふるさと村でしっかり歩きました。