前日から、誰も検査予定の話をしないし、
絶食等の説明も無し
自発的に、前日から絶食に入り、絶飲食に入り、安静にしていたら、
九時半に点滴留置となりました。
前回、失敗続き、運悪く神経にも当たり、痺れ感まで発生しましたが、
今回は、最適な場所に、一発クリア
ああ、これで肘が曲げられるわ
しかも、この確実な入り方は、先ず漏れないな、と。
まるで当然のような感じで凄く細い血管をクリアして颯爽と去って行った中堅看護師
その後、お姉さん看護師が、
「くちこさん、検査の計画書、貰ってますか?」
「いいえ」
じゃあ、プリントしてきます。
貰ったのは、昨日からの絶食から始まる計画書。。。。
日付と名前を打ち込んだだけの、ね。
知らなかったから食べたわと言ったらどうなるのかしら?
なあんて、小姑根性が・・・
なんと、今日の内視鏡処置、7番目だそうで
前回、4番目でも呼ばれたのは15時・・・
「確実に夜勤ですね」とサラリと。
茫然自失的気分でベッドに座っていたら、
「くっちこさーーーーんっ」
勢いよく登場したのは、愛しの外科医長でした
「せんせーーーーーーーいっ」
い「classⅠだったよ!」
く「プラス1って何がプラスなの?」
お互いマスクで聞き取りにくい・・・
い「クラス、だよ、classⅠ
採取した膵液から悪性細胞は出なかったんだ
未だ、3回提出の内、2回しか結果は出てないけどね」
ニコニコと小躍りしそうな彼を見て、
やっと自分の幸運が理解でき、
「わーいっ」と言ったくちこでした
そのことをくちこに伝えたくて、
縄張り外に居るくちこの所までヒラヒラと飛んで来てくれた医蝶だったのでした
今朝、三角定規医師は、何も言わなかったけどね。
その後、ヒヨコ医師が、膵液採取に一人でやってきました。
多分、人生初?
で、採れない。
一滴も・・・
その内、くちこの喉を通る管が、一瞬で冷たいモノが入っていく感覚が
驚愕したくちこは、
「何か入ってますっ」
「あ、採れないから空気を入れてみました」
マジ?
大丈夫?
清潔なの?
僅かにとれた数滴も持ち帰ったのでした
人は・・・
くちこが知らない所で育って欲しい・・・
17:40 処置室内のストレッチャーに移されました。
この部屋ね、ずっと無人で、くちこだけ。
ナースステーションに隣接しているけれど、ガラスは摺りガラスなので見えない。
いい加減、腰が痛くなるほど放置されていました。
問題は、点滴が残り僅かなこと
せっかく中堅ナースが、華麗にして完璧に入れてくれたルート、死守したいくちこです
勿論ナースコールはありません。。。
ストレッチャーから降りて知らせに行きたいけれど、靴も点滴台も部屋に持ち帰られているんです。
裸足で、点滴台を素手で掲げてナースステーションまで歩くか
くちこは、最大限、点滴スピードを落とし、ずっと点滴の袋を見ていました。(10秒に1滴位)
やっと、偶然入ってきた看護師を捉まえ、点滴が無いと伝えました。
膵臓の前に心臓が悪くなりそう
時計も無くて分からなかったけど、この間30分位、腰が痛くてストレッチャーの上で起き上がっていました。
18:30 やっと内視鏡室へ。
既に夜勤帯、受付もクローズされていて、直接検査室へ。
内視鏡室のスタッフの皆さんから、
長くお待たせしてすいません、と口々に。
く「いえいえ、お疲れ様です」
だって、朝からずっと、ひたすら仕事をしているであろう人達。
朝から働き続け、どれほどの休憩が取れたのか?
後、どれだけ拘束されるのか?
内視鏡室には当直勤務は無い筈。
※検査室、薬剤部、オペ室はあるけど。
単に、日勤の予定の検査が長引いての今なのよね。
それでも、くちこの処置を済まそうとしてくれて感謝しか無いわ
が、
「先ず、鼻の管を抜いてから検査台の上がって貰い、その後、鎮静を掛けます」と。
あの、人生最大の激痛を発した管、抜くの、どんだけ痛いのか
できたら、鎮静下で抜いて欲しいと思ったけれど、
これにも何か根拠があっての手順なんだろうなと、無言で頷いたくちこでした
しばらくして、
「先生が、麻酔掛けてから管を抜くそうなので、検査台に移してください」
別のスタッフが、「なんで?」
「痛そうだからって」
良かった・・・・
とにかく、がっつり寝かせて欲しいわ(くちこ心の声)
ただ、この期に及んで、くちこの顔から首が紅潮していることが問題に。
使った抗生剤に対するアレルギーでは無いか?と。
「多分、違うと思う」とくちこ。
この抗生剤、月,火にもずっと使っていた抗生剤だし。
これまで、抗生剤でアレルギー出たこと無いし。by くちこ心の声
まあ、抗生剤はその後中止されましたが、検査は実施となり、やれやれ。
目が覚めたら、ナント既に、自分の部屋のベッドの上でした。(20:15)
前回、大暴れしたからか?
本当にガッツリ眠らせてたらしい。
good job
ステント留置は成功と聞いて安堵。
ああ、長い道のりだったわ・・・と。
しかも、あのクソ邪魔だった鼻の管も抜管されているし、
点滴は、最適な場所で良い感じだし。
前回を教訓にして、ナースコールも眼鏡も枕元に置いといたし。
麻酔が未だ効いているのか、喉もあまり痛くないし、
神仏に感謝しつつ、点滴管理をしつつ、夜を過ごしたのでした
写真が無いと寂しいので、
娘の書 (かくありたい) くちこが持ち込んだ本(これが面白い)
押し花額も、入院前の掛け替えておきました。