中学校の時の友達が遊びに来た。
仲良し三人組(くちかずこ含む)
5年ぶりとか10年ぶりとかしか会わないのだが、いつも全く疎遠になった気がしない。
それぞれの場所でそれぞれの人生。
一人は大学教授夫人で本人は保育士。
一人は超零細事業主の妻で精肉パート。
で、息もぴったり、大笑いの三人組。
一人はとても貧乏!
6人子供がいるけど、小さな借家。
14インチのテレビが1台。
お菓子、果物、服は、ほぼ買うことはないとのこと。
洗髪も石鹸と酢のみ。
ちなみに、その石鹸、家中で活躍している。
マヨネーズは、お客さん用。
家族はクエン酸と塩。
海でわかめを取って、干して、くちかずこに送ってくれる。
天草をとって、ところてんを作り、ご馳走してもらったこともある。
市販の便箋や封筒で手紙がきたことはない。
丸椅子で食事。食べたらすぐに、部屋の隅に積み重ねておくルールあり。
いつ会っても、身に着けているのは全て自分で縫ったもの。
廃物利用で。
明るくて、朗らかで、伸びやかで、どうどうとしている。
大学教授婦人も、面白いキャラ。
真面目なくせに抜けている。
上品だが、短気。
見た目、貴婦人だが、妙な度胸がある。
人の縁とは、神の采配なのかな・・・と思う。
くちかずこは転校生だったし、たった三年間の部活が一緒だっただけなのだけど。
(ちなみに、貧乏な友達は社長令嬢だった)
もう、35年も、別々のところで、接点もなく生きているのに、
間違いなく信頼できる友達なんだなあ・・・
さて、もう35年、友達するかな