ただいま、普通の子(次男、26歳)帰省中。
八月にも法事で帰省するのになぜ?
年末に帰省できないので帳尻合わせだと。
ほう・・・
これが、理系の思考回路か・・・
しばし、談笑。
と・・・
「お願いがある」by普
「ふむ」byくち
(きたか!きたな?)
「墓参りに連れて行って欲しい」by普
「・・・?」byくち
※くちこんちのお墓は車で1時間のところにあります。
「無理なら、自分で電車と徒歩で行くから」by普
「では行きましょう」byくち
本当は来週も墓参りに行く用事があるくちこなのですが・・・
今回の不自然な?帰省について、
くちこは、5種類の仮定を立てていました。
(墓参りは無し)
その仮定も3つ当たっていました。
引っ越す。
結婚する。
相手宅にご挨拶を。
上記3件は、一連とも言えますが。
お相手は、中学時代から続いている初彼女。
中3(息子)と中2(彼女)でした。
大学、就職、各種遠距離をさして苦にする風でもなく、
淡きこと水の如し的な風景。
凪いだ湖のような二人でしたが、
そこはそれ?
やはり波立つ日々もあり、
波が届かぬ日々もあり、
凪いだ水面下には、呑み込んだ思いが積もっていたりもする。
生真面目な二人は、
生真面目に向き合い、
微風の中でも、
それなりに乗り越えた日々もある、らしい。
あ、そうそう、墓参り。
普通の子にとって唯一無二の彼女に、
命の危機があったそうで
その安否もろくに確認できないまま現地に向かうに当たり、
生きた心地のしなかった息子は、
心の中で、亡き祖父母に祈ったそうです。
「なんとしても守ってください!」と。
「向こう三年、自分には何一つ良いことは無くてかまわないから」と。
自分の命だとか、寿命だとかは差し出さなかったんだなあ・・・byくち
彼女は軽傷で済み、
今では、元通りの生活に
そう、息子は、ご先祖各位にお礼を言いに帰ってきたのでした。
そういえば、帰宅早々、仏壇にお菓子が。
二人で、いつも以上に長時間、お墓の側にいました。
草取りをしながら、いろんな四方山話をしました。
暇な?ご先祖さまも、きっと一緒に聞いていたと思われます。
以上、くちこ家の小栗旬の経過をここに報告しました。
こんなに幼かった息子だったのですが・・・
photo by kazukomtng from OCNフォトフレンド