今日は、コアラ先生の所へ。
で、
今日は、コアラ先生の所へ。
今日は決戦の火曜日
今日はコアラ先生のところへ。
病棟の医療や看護について・・・
二年前に、膵管縫合部の狭窄で、縫合部の拡張と膵管ステント留置、入れ替え、抜去、短期間ながら三度も入院したくちこなので、ね。
もう、大概には驚き終わっているし、
嘆き終わっているし、
呆れ終わっているし、
医療、看護、食事、最初から期待は無かったんです。
必要な治療が無事受けられたら、それだけで祝着って感じ
老兵はただ黙って立ち去るのみ・・・by くち婆
ナースコールを押しても来ない、
点滴が毎度落ち切っても平気、
返事だけで結局しない、
持って来ない、
伝達ができていない・・・
他の人は嘆いていたけれど、
そんなことに驚く段階はとっくに終わってるくちこです
前回さ、
くちこ担当の看護師ね、
床近くにぶら下がっている膵液が入る排液袋を見て、輸血?とくちこに訊いたんです
もうさ、言葉が無かったです
どこの世界に、輸血が床にぶら下がっている?本人より低い所に
しかも、自分が担当する患者の誰が輸血しているかも把握することなく看護しているの
彼女が二年経って、ぐんと成長していると信じ、たい、くちこです
どうしてこんなことになったのか
医師も、看護師も、それぞれ国家試験を合格しているんです
立派な頭をお持ちの筈。
確かに、資質のバラツキはいつの時代でもあって当然。
百人百様、それは、職場でも同じ。
でも、
俯瞰して全体像として見ても・・・
どうしてこんなことに?
何もかもPCに頼るから?
電子カルテに振り回されて余裕が無い?
仕事ができる責任感があるスタッフが疲弊して辞めるか、
仕事ができない無責任なスタッフが無能を自覚して去るのか、
どうなんだろ。
今の時代、
○○分野の専門医、指導医、etc・・・
○○分野の専門看護師の種類も超増加しています
勉強して専門医になる、専門看護師になる。
拍手
頭が下がります。
ただね・・・
患者は、五体を持った一人の人間。
誰がトータルで診てくれるの
まるでジグソーパズルのピース一つ分だけを担当する医師達。
それで、全体像、見える
入院して何日目だったか?
黒メガネ医師に、膵臓食としては低脂肪でカロリーは糖から摂取する方針だけれど、
自分は、膵切除由来の糖尿病があるのでどうしたものか、と訊いたら、
くちこさん、
糖尿病だったっけ?
インシュリンしてたっけ?と黒メガネ医師。
そんなことも把握せずに膵炎を診ていたの? by くちこ心の声
脂肪制限と糖質制限の兼ね合いが解らないので栄養相談を受けて退院したいと言うと、
そんなこと、栄養士にも解からないよ。
自分で上手くやってね。
はあ・・・
ご飯の指定は160g。
良いのかしらと思いつつ、毎度、完食したくちこです
要するにね、
膵炎を治す以外のことは、自分は関係無いってポジション?
だって、
入院中、何度も血液検査しましたが、一度もHbA1cは調べていないんです。
残膵のこと、
膵炎のこと、
それ以外はノータッチ。
多分、これが今の医療だと思います。
特に、総合病院で細分化されているところはね。
入院中、ずっと血圧が高かったんです。
一日三回、血圧測定をしたけれど、正常値だったことは2,3回しか無くて
なんなら240ってことも
でも、どんなに高くても再測定はしない。
そして、誰も気にしない。
それは、自分の担当では無いから?
そう言えば、内視鏡検査の時、どうも看護師が不案内で?受付をせずに台に上がったらしい。
では、降りようかと内心思ったくちこでしたが、
実際は、くちこの手首のネームバンドをハサミて切って持って行きバーコードを通したらしい。
検査が終わって部屋に帰ったら、ベッドの台に切れたネームバンドが置いてありました。
それを、数日後、違う看護師が、くちこの手首にテープで貼りつけて装着する。
これさ、何のためのネームバンドなのかしら?
その間に入れ替われるよね?
くちこの意識が無かったら、違うネームバンドになる可能性も?
くちこはね、
現役時代、産婦人科病棟が長かったんです。
赤ちゃんを産んだお母さんに、退院まで、貴女と貴女の赤ちゃんのネームバンドは、絶対に外さないでと言い渡してました。
我が子であることを証明するために。
だから、くちこのモノサシでは、切ったらいけないモノなんですわ。。。
退院後ね、
しみじみ請求書の明細を見たら・・・
くちこが、睡眠導入薬として服用したデエビゴ、一錠しか請求されていないんです。
くちこの記憶では、3回以上・・・
大した金額では無いけれど、
服薬したことが入力されていなかったのか、
単なる請求ミスなのか、
まあ、今更、言う気も無いですけれどね。
職場って・・・
人を育てる力こそが必須だよね。
でも、中堅が少なすぎるような・・・
6月って、ヒヨコさんが沢山
どんだけ点滴に失敗されたことか
立派に育って欲しいなと祈念する上から目線のくちこでした。
とにかく、周りからも、ブログのコメントでも、
ゆっくりすべしと言われまくっているので、
退院後まっすぐ帰宅して以降、家の敷地から出ていません。
整骨院も、買い物もやめました。
今日は、お墓参りと叔父宅にお誕生日祝いを持参する予定でしたがこれも中止に。
と言うのも、歯が痛くなってね、歯髄炎っぽい?
今日、初めて、家から50mの歯科医まで外出。
単なる歯垢からの炎症だったので、消毒だけで終わりました。
良かった
一か所、すごく弱くてすぐに炎症を起こす弱点的場所があるのよね
減塩、低脂質はそれなりにやっています。
だから、ポテサラも、サメ氏は、自分の器に入れてからマヨネーズを足して貰っています。
昨夜は、じゃがいものポタージュスープを作りましたが、バター等は使っていないです。
ただ、なかなか低糖までは・・・
明日は、コアラ先生の所に行ってきます。
コアラ先生は、くちこを一人の人間としてトータルに診てくれる、筈
閑話休題。
サメ氏は、くちこの次男から毎年クラフトビールが届くのですが、くちこ入院中はお礼だけ言って、開けて無かったんです。
昨夜、やっと、飲んでいましたよ(くちこは禁酒)
大量の胡桃の一部、塩炒りして食べています 昨夜は、じゃがいものポタージュスープと鰆の昆布締めタタキ、焼き鳥
あちこちからお見舞いが届いています、感謝
いつか医蝶がね、
先の心配をしても仕方がない。
その時に最善を尽くすだけなんだから、と。
人生に心配の種は尽きまじ。
それでもサラリと笑って暮らしたいなと思うくちこです
師長さんが来て、日曜日迄のいつ退院しても良いですよ、と。
マジ、
もうさ、
一番元気じゃないのは、くちこのiPhone😰
次々とバスツアーを制覇し、
今日は、一年振りの愛しの外科医蝶との逢瀬でした
誤変換ではありません。
彼は、医蝶。
お暇な方だけ、医蝶の由縁↓
朝絶食で車で十数分のくちこ病院へ。
診察券を機械に通したら、受付に行け、と。
一年以上来院していないから、保険証の確認しないと来院済みにできないらしい。
一歩、躓いた気分
採血。
今日は7列も採血レーンが動いていてビックリした上に、
採血スタッフの中に看護学校の先輩(実は友達)がいて更にビックリ
だって、彼女は、67歳が68歳。
正職を定年退職して非常勤で勤務していて、それも数年前に定年になった筈
ウルトラ級に看護師不足の話を先週のお教室で聞いたばかり。
ついに、定年制度を撤廃したのか
造影CTへ。
すると、
半年以内の当院での血液データが無いので、血液検査の結果が出ないと検査はできない、と。
しかも、アレルギーの問診票が無いから
消化器内科の受付まで先に行くように、と。
二歩、三歩、躓いた気分
検査後、造影剤を入れた点滴を抜針した後に、出血事件
くちこは、きちんとしばらく押さえていたし、きっちり止血を確認してから歩いたのですが、
多分、バッグが重くて再出血
放射線受付に戻って、貼り替えて貰うにあたり、
ちゃんと注意を聞いてないからだと、くちこをアホ扱いし
血液をふき取るアルコール綿もくれない、トイレで洗え、と
まあ、くちこは引き下がらず貰いましたが。
四歩、躓いた
いつもすんなり進められる駒が進まない
院内をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり
朝食抜きでね
車に戻って持参のお弁当を食べる予定でしたが、CTが遅れて、そんな暇無し
トボトボと消化器待ち合い室へ。
右は医蝶がいる消化器外科。
左は、くちこの巨大腫瘍を見つけてくれた消化器内科医長の外来。
消化器内科医長と仕事をした日々が走馬灯のように・・・
前回逢った時に、もう疲れ切って限界だよ、(二年前のコロナ禍)
退職して自由に暮らしているくちこさんが羨ましいと泣き言を言っていたけれど、
癌患者を羨ましがるな!とくちこに一喝され?
ちゃんと踏ん張ってるんだなあ・・・と。(エライエライ!)
医蝶は、泣き言は言わなかったけれど、
やはり、大変だったんだろうな・・・
くちこさーーーん、と医蝶のアナウンス
以下、
愛しの外科医蝶は、い。
かわいいくちこは、く。
く 先生、お久しぶり
い うん。
く サメ氏が作ったサメ山の椎茸持って来たよ。
此処で、しばらく椎茸談義。
血液データは↓
残念ながら若干、低栄養。
若干、肝機能の悪化、これは脂肪肝からかな。
ま、これら、全く彼は問題にしていませんが
アミラーゼも、高い時しか問題にしないみたいです。
くちこ的に驚愕したのは、HbA1c 5.8
だってさ、13日前、コアラ先生の所で6.4だったのよ。
こんなに短期間で、こんなに下がるってあり
まあ、嬉しい誤算ですけどね。
此処数日、鬼のように食べた菊芋が効いたのかしら。
サメ氏は、気をよくして、またサメ畑から掘って来ると言っています。
先ほどの造影CTの画像を二人で眺める。
最近、CT等の読影が凄く遅れているらしい。
検査数の増加と深刻な医師不足で。
今回も、放射線科医の読影結果は無し。
い 何も無いよ(転移していない)
所々、リンパが写っているけど、こういう時もあるからね、大丈夫。
く 膵管拡張は?
い 写らないくらい細くなってる。
く 良かった
※くちこ的にはオペ後十年経っているのだから、転移よりも膵管縫合部の再狭窄の方が心配でした。
い でも、脂肪肝だね。
※画像上のコントラスト比が40以下だと、そこのとこは脂肪肝って定義らしい。
因みに、その数字がマイナスになる人もいるとか?
く 去年も、まだら脂肪肝って言っていたよ。
い 前より進んでいるよ、まだらはまだらだけどね。
食生活とか気を付けてね。
く 膵頭十二指腸切除術をしたら誰でも脂肪肝になるの?
※これはね、彼の研究テーマで、よく論文を発表しているような?
い 僕もそれは調べているんだ、また発表予定なんだよ。
オペ後、3割が脂肪肝を発症するんだけど・・・
くちこさん、とにかく食生活を気を付けてね。
く これから船旅だからね、無理
い 脂肪肝の治療目的でのリパクレオン(膵消化酵素薬)を1包から2包に増やそう。
くちこ心の声: この薬、薬価が高いことを気にして1包にした経緯もあり、
これまでは、この1包でも大丈夫だったのですが、残膵も疲弊したのかしらね。
お高くても仕方ないね。
く じゃ、この間出して貰った薬が足りなくなる。
船会社がさ、最低でも2週間分は余分に薬を持参するようにって言ってきているよ。
い じゃあ、僕が処方しておくよ。
今、誰に診て貰っているんだっけ?
くちこさんが、リパクレオンの増量について説明しておいてね。
まあ、僕の処方追加を見たら解ると思うけど。
くちこさん、もう十年になるからね。
これからは、何かあった時に来るので良いよ。
はい、これにて合格、卒業
寂しいけど・・・
く 何かあったらって、どんな時?
い 腹部超音波で異常が出た時とかだね。
く 誰も、くちこの腹部超音波なんてしないよ。
コアラ先生は、循環器と糖尿病を見る内科医だからね。
い コアラ先生は、腹部エコーもちゃんと診れる先生だよ。
この間もエコーで膵管拡張の患者を発見して僕に紹介してきたよ。
糖尿病も凄く勉強されている立派な先生なんだよ。
糖尿病の新しい治療法を研究するグループにも所属していて県で指折りの先生なんだからね。
く あら、そうなの?
妙に、新しい糖尿病薬の情報に詳しいなあと思っていたらそうだったんだ。
先生、十年間、ありがとうね
先生のおかげで助かったよ
転移もしなかったし
い そんなに転移って多い?
※膵神経内分泌腫瘍での話。
く 多いよ。
どっちが医者なんだか?
※帰宅後調べてみました、以下抜粋
膵神経内分泌腫瘍の術後5年生存率は60~80%。
肝転移再発率は30~85%と報告されている
くちこの十年は快挙かしらん
※当然、医療は日進月歩!
このデータ以降も、新たな治療、薬・・・
既に上記のデータも良い方向に塗り替えられている筈です
最近増えたPRRTっていう治療についても情報交換。
まあさ、
十年転移無しで卒業するくちこと医蝶が話てもしかたないんだけど。
6.5㎝もの巨大腫瘍を退治してくれてありがとう。
くちこが予防的抗がん剤を使用しない意志も尊重してくれてありがとう。
いつも気にかけてくれてありがとう。
などは、全て、くちこの心の声。
く、と、い、はシャイなのでね。
く 先生、元気でね。
い うん。
さらりとお別れしたのでした。
所詮、患者と医師。
治ったら終わりだわ。。。
すっごく感謝しているし、
お礼をしたい心も満々だったけど、
サメ椎茸しか渡さなかったくちこでした。
シャイ過ぎて、ね。
あれこれ躓いたけれど、結果オーライってことかな。
くちこを包んでくれた、沢山のお布団の皆さまにも感謝
この場を借りてお礼申し上げます。
午後は、惰眠をむさぼっているサメ氏を横目に、
お祝いのアップルパイを焼きました。
お祝いを自分で作るなんて・・・と思いつつでしたが、
数日後からベッタリ外食オンリー、
ガッツリ、ケーキ三昧の日々を思うとね、これもありかな、と。
先ずは、大親友と久しぶりに焼きたてアップルパイでお祝いティータイムを。
りんごが少なかったので、自家製いちごジャムも足しました。
写真のサイズを変える気力は残っていません
悪しからず。
サメ氏は、収穫禁止令を解除して貰い、イソイソと山へ。
得意満面に帰宅。
が、
ふと、下処理が済まされた土筆を見たら、頭が全て捨てられていました
これまでも何度か一緒にやったし、何度も食べているのに、です
くちこに叱られても、
アップルパイを嬉しそうに二切れ、完食。
勿論、
くちこの卒業が嬉しくて、ですよね。
人生に落とし穴は付き物。
そして、
人生は波。
今日は、小さな落とし穴には、落ちましたが、
良い波でした