しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

ダンスなんて、やめてやるんだ!

2016年03月31日 21時09分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

くちこは、ストレートで、人様を傷つけやすい人間ながら、

当人は、それでいて傷つきやすい

人には、きっちり厳しいけれど、

当人は、きっぱり打たれ弱い

 

昨年秋、つい、気の迷いで社交ダンスを習い始めるにあたり、

適性が無いことは百も承知でした。

それでも、超初心者対象だったし、

教える側も教わる側も大の大人なのだから

どうにかなるだろうと踏んだ次第。

サメ氏同伴だったので、

スキップすらできないサメ氏よりはマシという強みもあり、で。

 

船旅で、さらっと踊れたら良いかなというノリでしたが、

どうも、師弟間で、目指すモノが違う。。。

どんどん教えるから、どんどん身に着けるべし

生徒は次々減って、くちこ夫婦のみに・・・

なので、常に標的

ビシビシ特訓スタイル

和気あいあいと時には大笑いして、のんびり覚えられたらそれでよかったのに。

未だできていないのに、次々と新しいステップが登場

落ちこぼれ度は増すばかり

 

「頭は老化しているから無理です、体で覚えるように」

「ゆっくり覚えていたら二百歳まで生きないとできません」

「音楽をBGMのように聞き流さず、真剣に楽器を演奏する気持ちで!」

「何か、楽器をやったことはありますか?言っていること、解りますか?」

「勝手に踊ったら、相手の迷惑になります!」

 ※迷惑、と、三度も続けて言われました

 

悪意で勝手に踊っているのではなく、解らず困惑して、若しくは間違えて踊っただけなのに、

迷惑とまで言われると傷つくんだなあ。。。

くちこなりの最善なのだから。

 

ついには、手拍子の練習を。

「たん、たん、たああん!」

殆ど、幼稚園の年少さんレベル・・・

確かに、適性皆無なダンスを習おうとした無謀なくちこだけれど、さ、あ・・・

一応、昔、20年もピアノ講師していたのよね。

運動神経的にリズム感が無いことは百も承知だけれど、

此処まで言われては・・・

 

競技会に出るつもりも無いし、

元々、人と競うことが大嫌い。

楽しくやりたいと伝えても、

辛い時期は早く済ませるために、どんどん進むべきだ、と。

 

昨日は、情けないのと、惨めなのとで、帰りの車内は終始無言。

帰宅後は、涙が出そうでした。

夜は眠れないし・・・

今も、くらーーーーーい気分。

 

因みにサメ氏。

リズム感あるそうで、

「何か楽器でもされていましたか?」

サメ「フルートを少し・・・」

「やっぱりね!楽器をされていると思いました!」

 ※バカヤローーーーー!「ちょうちょ」も危ないウルトラ怪しいレベルじゃんか

姿勢が安定しているそうで、

「何かスポーツをされていましたか?」

サメ「格闘技を色々・・・」

 ※当たり前じゃん、元自衛官なんだから

 

くちこは、リズム感も無く、安定も悪く、

どうせ、体育も1でしたよっ!

いつも、サメ氏を見下して生きてきたくちこの立場は???

 

女性は自分から踊ってはいけません。

男性のリードに身を任してください。

常に男性の希望を察知して花びらのように・・・と。

 

こりゃ、向かんわ。。。

くちこは、自分で考えて、自分から動く女。

人のリードに何も考えず身を任・・・して・・・・たまるかっ!!!

 

ああ、人生は苦なり。

くちこのダンス人生は終わりを迎えようとしている次第です。

 

今日は、サメ氏がしつこく催促するので、

未だ早いのに、

未だあまり咲いていないのに、

雨なのに、

花見に行ってきました。

 

 

知らない親子                       五分咲きかな?

                             

 

柳の枝だけれど、これ、花?                錦帯橋と鵜飼い船

                           

                            ↓錦帯橋の上から見下ろした桜

                          

 

山の上の小さな点?は岩国城               佐々木屋小次郎商店のソフトクリーム

                            

 

いつもの北欧ベリーベリーソフト

                           

 

知らない女性と枝垂桜

                         

 

日本の桜百選に入っているらしい

                        

 

 

まあ、これでサメ氏との行事を一つ済ませたくちこです。

 

                        

 

コメント (48)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「蒼い時」  by くちこ

2016年03月26日 21時54分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は、保育園のママ友達と温泉へ。

いつの間にやら、お付き合いも30年近くになったんだなあ。。。

年に一度の会なので、感慨も報告も多々。

♪思えば遠くに来たもんだ~

 

来月はまた、三十数年振りの旧友と会う予定も。

これまた、今から、あの頃を振り返り・・・

感慨なんてモンじゃない。

 

ああ、くちこの蒼い時!

そ、百恵ちゃんとは同じ歳ですから。

 

二十歳の頃、ね、

あれは、何だったのか?

 

人生がドラマチックなのって、くちこだけ?

だれでも?

単に、自分の意志でそういう生き方をしたのか?

 

兎に角、18歳で看護学校に入学すると、ウルトラモテ期が到来しました。

本人もビックリポン!

未だ、その理由は不明。

強いて言えば、神様のいたずら?

 

恋愛チックに「男子」と付き合ったことが無かったので、

どうして、友達は男女交際に進展するのに、くちこは色恋沙汰に進展しないのか不満でしたが、

突然のチャンス到来。

しかも津波級!

 

くちこ的には、これまで遅れをとっていたのだから、

どんどん数を稼ぐ?つもりでしたが、

イチイチ、相手が本気になる。

本気になりすぎる。

これって、面倒だし、重荷だし、悪いけど、鬱陶しくなる。

何故か、いつも、結婚話まで一直線!

 

待たれよ!

くちこは未だ、数を稼ぎ中なのだ!

あんた一人に関わっている暇など無い!

百人位、比べてから決めるんです!

 

交際を途中で断るのって結構面倒。

相手に非は無いのだし、

悪いのは非情なくちこって役回り。

やれやれ・・・

 

その内には、交際を始めるに当たり、

・遊びであること

・本気になられては困ること

・同時進行で、他にも数人交際していること

 ※最高、同時進行六人で、娘からは、六股女呼ばわりされています。

きちんと念を押すようになりました。

 

理論的にこれで大丈夫と思ったのに、

やっぱり、勝手に相手が本気になる。

そこで気づいた事。

どうも、くちこは恋愛できない体質らしい。

我が身が余りに可愛くて、人のことを我が身以上に思うことが無い性格だと気付いた次第。

 

では、

プレーボーイが安全なのではないか?

遊びはお互い様ってことで。

 ※語弊の無いように申し添えておきますが、くちこの貞操は岩より固い!

 

今後、何人交際しても同じ事だな。

誰かを本気で好きになる資質が無いのだから。

と我が身を喝破したくちこでした。

 

でね、

まあ、いろいろあり。

と、

此処まで、序章として書いておきます。

此処から、半端ないドラマが続くんです。

信じられないような?

 

続きは、またいつか。

 

今は、シークレット。

 

       

コメント (45)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この体調の悪さをどう理解すべきか?

2016年03月21日 20時49分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

連休初日の土曜日。

くちこ実家方面へ

車で1時間少々ですが、

道の駅で買い物 → 菩提寺にお布施と年会費と法事の相談。

→ 墓掃除と墓参り → 予約したレストランでランチ → 地元物産店で買い物。

→ くちこ実家を点検 → 和風雑貨の店をぶらぶら

 

予定以上に疲れました

それは、サメ氏がウエストポーチを忘れて、免許証も財布も無く、

運転も支払いも全て、くちこだったから

※お金は帰宅後返金されましたが、当然とも言えます。

※しかも、ランチはホワイトデーでのプレゼントだった(予定では)

サメ氏は、男の面子?が立たなくて、またもしょんぼり

助手席にずっと座っているのは針の筵だったらしい。

※しかも、くちこの運転が怖かったそうで・・

 

兎に角、くちこ家御用達のレストランでのランチです

 

                  

 

                   

                                                                                     ↑桜海老と菜の花の和風パスタです。

                               

 

魔法の烏龍茶と、チョイスしたドリンクと、自家製天然酵母焼きたてパン(お代わり自由で、お代わりしました)もついて二千円です。

コスパ、良いでしょ?

 

帰宅後、頭痛もありダウン、鎮痛剤のお世話に

気圧も低かったしね、日頃こんなに運転しないし(払わないし)

 

でも、ダウンできない事情が・・・

おはぎを作るために、朝から小豆を浸していたし、サメ栗を解凍していたし。

深夜二時まで掛かって、栗入りあんこを作成 

 

翌日日曜日は、早朝からおはぎ作り。(34個)  

くちこ家とサメ氏家の仏壇にもね。

お彼岸に良いことをすると天国行きの優先チケットが貰える、筈。

 

そう、サメ氏の実家へも同伴したのでした。(車で1.5時間)

これまた、買い物、墓掃除、墓参り、ご近所へ手土産(菓子箱とおはぎ)を持ってご挨拶。

くちこが顔を出すと、とても喜んでくれるので嬉しいです。

そして、いつも、倍位のお土産を持たされます。

 

そうそう、今回はサメ山にも同伴して、椎茸狩りも。

前日の雨で、よく出ていました。

 

                   

 

                 

↑この雑多な感じが、いかにもタコにもサメ山!

 

でも、昼食(おはぎ)を食べる時点で、既に過労を自覚

もう何もしないと宣言

したものの・・・

汚いキッチンやトイレは嫌い・・・

磨かないと落ち着かない。

床が汚いのも嫌い

結局、掃除機も。

これ、全て、二階のくちこ夫婦エリアの話。(六部屋)

サメ氏は一階の義母エリアの掃除をしました。

 

帰宅途中より気分不良

決して、車酔いではありません。

 

帰宅後、すぐに夕飯にしましたが、

既に、両手両足がしびれ、顔もしびれ、

手は力が入らず、軽く震えそうな感じで、

顔面は蒼白だったそうです

 

これね、

低血糖症状にそっくりなんです。

とにかく、とっとと甘い物を口に入れて血糖を上げることが有効なんです。

過労と空腹で、時々なるのですが、今回は重症でした。

 

でもね、

くちこは、HbA1cは、直近でも5.3。

思いっきり正常値。

それでも、膵臓は半分しか無いし、

若干の胃切もしているし、

ダンピング症状での低血糖なのか、

膵性の低血糖症なのか?

二月の血糖値も食後とは言え、200近かったしね。

今度、外科受診で、聞いてみなくっちゃ・・・

ただ、手術前がらある症状なんだなあ。

やっぱり、これは愛しの外科医長に頼るしかない、な。

 

今日は、断固、のんびりする決意でした。

目が覚めたら、既に、洗濯も風呂掃除も済んでいました

ま、たいていそうなのですが・・・

 

いろんな事情で、宅急便を5個作りましたが、

基本、休養中です。

 

四月は名古屋、

五月は倉敷と佐世保、

出かける予定満載なので、ちょっと不安なくちこです

 

コメント (42)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バナナ事件から始まるお話

2016年03月18日 17時49分44秒 | 日記・エッセイ・コラム

些末な報告です。

 

ある朝、くちこは、スムージーと豚汁を作っていました。

※くちこは性格的に、何でも大量に作ります。

 

スムージーは、

バナナやキウイやイチゴを刻み、

ヨーグルトと牛乳とチアシードを入れた容器の中へ。

そうそ、蜂蜜も。

バーミックスで攪拌したら出来上がり

ま、それなりに手間です。

 

豚汁は、里芋を洗って剥いて水にさらし、

ゴボウも洗って剥いて水にさらし、

豚肉、人参、サツマイモ、こんにゃく、しいたけ、長ネギ等の用意も。

前夜から、いりこと昆布で出汁はとっておきます。

当然、味噌仕立てですが、下味に出汁醤油を入れ、仕上げに生姜をすり下ろすのがくちこ流

こちらは、相当手間でした.

 

朝食としてのメニューの組み合わせが変だと思う人もいるでしょうが、

全ては、くちこの心のままに、メニューは決まります。

そう、

どちらも食べたかったと言うことです。

で、

朝っぱらから忙しかったと言うことでもあります。

でも頑張りました

 

さて、豚汁を汁椀に注ごうとすると、

お玉の中に、バナナが

目がテン   

そして、それを鍋の底に沈めて見なかったことにして、

注意深く、上の方だけで掬ってお椀に入れました

勿論、二人分。

 

当惑しつつも、注意深く豚汁を食べていると、

バナナに見えたのは実は輪切りにした里芋と解りました

サメ畑の里芋は雑多な形で、確かに、棒状の里芋もあったのでした。

ほっと、胸を撫で下し、黙って食べたのでした

 

夕飯も、勿論、豚汁です。

強気で無造作にお椀につぎました。

が、

どう見ても、バナナが・・・

因みに、朝、スムージーの甘さが足りないなって思ったくちこです。

バナナが熟していないと、スムージーにも甘みが無いんだなあと推察しました。

三本も入れたのに、と。。。。

 

あまりにバナナが多くて、避けて入れるのは無理

バナナだけ出すのは面倒

なので、

そのまま、食卓に出しました。

恐る恐る豚汁の中のバナナを食べてみました

あまり熟れていないバナナだったことが幸いして、

強引に!里芋だと思えば、思えなくも無い・・・???

そうそ、

タロイモを主食にしたり、

バナナを主食にしたりする国もあるのだから、

これもあり!だと思う、ことに、しよう

 

横目で、注意深くサメ氏を観察しながら、

黙々と食事をしました。

結構大き目の汁椀なのですが、サメ氏は既に6割は摂取。

案外、大丈夫かも

サメ氏は〇〇だし・・・

が、

「これ、何?」と、サメ氏。

「バナナ」と、くちこ。

 

ささっと、態度を翻して、

平身低頭、わが身の〇〇を詫びたくちこでした

自分の非はきちんと謝り潔いことが身上のくちこですから

それから、大笑い。

「なかなか、乙な味だね」

とのことでした。

 

自分の呆けは以前から自覚していましたが、

よもや、此処まできたとは・・・・

不安です。

 

57歳と67歳の夫婦なんです。

57歳がこのていたらくでは・・・

しかも、67歳もなかなかのモノでして。

お互いの足らざるを補うべく、

足して一人前になれば良しとの考えで暮らしてきましたが、

既に足しても無駄なレベルになったことを痛感する昨今です。

 

サメ氏は、年下の妻と結婚したことで解決した気分だったかもですが、

そうは、イカの・・・・

 

社交ダンス、辛うじて続けていますが、

当然、揃って、超落ちこぼれています。

毎週、個人レッスンを勧められるのは、

多分〇〇だからだと思います。

毎度、もう辞めようかなと思うのですが、

これ以上〇〇にならないようにと踏ん張っています。

 

ああ、人生は苦なり

 

孫の方が賢くなるのは時間の問題かと。

 

        

 

庭の小町藤が綺麗に咲きました。

何故が二色。

↓小町藤の後ろに勝手に自分がモデルと勘違いして手を振るサメ氏が・・・

          

 

          

昨春、苗を購入しましたが、一鉢しか買わなかったと思うのですが・・・二色。

〇〇なので、記憶が定かでない。

先日、ブロ友さんの記事で、洋名を見ましたが、

勿論、記憶に無い。

この小町藤の苗も、昨年、ブロ友さんの記事を見て欲しくて買いました。

が、誰のブログだったかは不明。。。

 

まあ、

そんなくちこであることをご承知おきくださいと言うことです

 

コメント (48)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都府立陶板名画の庭、訣別、相国寺

2016年03月13日 17時54分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

府立植物園の入園料200円に50円の追加で此所の入場が可能でした。

京都府立陶板名画の庭。

安藤忠雄の設計とのこと。

 

モネの睡蓮は本当に水底に陶板の絵が並んでいました。

 

          

 

最後の審判                            最後の晩餐

 

          

 

とにかく、全ては屋外にあるんです!(デカイ!)

陶板での美術館で、大塚国際美術館(鳴門市)がありますよね。

そこに、いつか行ってみたいくちこです。

 

さて、相国寺へ。

地下鉄今出川駅で、くちこは、サメ氏を置いてトイレへ

結構長い距離を歩きました。(イメージ的には駅の端から端へ)

途中で気付いたこと、トイレ側が相国寺への出口であること

サメ氏を移動させるべく電話しました、再三。

またも!出ません

また、延々歩いて戻り、サメを連れて反対側出口へ歩きながら、

く「旅行中に携帯に出ないのは最悪

サ「・・・・・・・」

く「昨日のことを反省している人の行動では無い

サ「・・・・・・・・・・・」

※サメ氏は、例外なく常にマナーモードです。

く「今後も常にマナーモードなのか?」

サ「そうです」

※サメ氏の言い分は、マナーに切り替え忘れることを回避する為とのこと。

※が、そもそも、購入以来、鳴らしたことも、切り替えたことも無いのですから、多分そんな知恵も無いかと。

く「そう言う人は、人と旅行する資格が無い

サ「分かった」

 

と言うことで、今後サメ氏とは旅行しません

まあ、不可避な時は仕方無いですが、基本、同行しないことをくちこの指針としたことを、

此所に報告致します。

 

相国寺は、あれこれ、くちことは縁の深いお寺ですが拝観料を払って中まで入ったのは初めてです。

臨済宗相国寺派の大本山で、京都五山の一つです。

足利義満が建て、夢窓国師が開山。

金閣寺、銀閣寺、眞如寺その他十二寺を山外塔頭(たっちゅう)として相国寺一山とするそうで。

なんとも壮大な・・・

 

          

 

昨年は、鎌倉でお寺巡りをしたのも臨済宗だったし、

京都建仁寺が菩提寺の本山ですが、そこも臨済宗だし、

似た空気を感じました。

庫裏とか、方丈とか。

方丈には観音菩薩画像がありました。

すべての絵柄は、法華経の経文によって描かれた文字絵です。

眉毛一本一本の経文など、虫眼鏡レベルの文字でした。

 

法堂(はっとう)(豊臣秀頼再建)は、法を説くお堂で、天井画の蟠龍図(狩野光信)は、鳴き龍として有名です。

パチンと手を叩くとパチパチパチと返ってきます。

龍の目は、八方睨みで、何処から見ても睨まれている感じです。

 

          

 

方丈はこんな感じ。 ↓かすかに奥に見える杉戸絵は白象図。       こちらは裏。

 

          

 

その後、相国寺承天閣美術館へ。(此所だけで入館料800円!)

一本の木から紅白の梅が咲いていました。                渡り廊下の風景。

          

 

岩澤重夫展開催中でした。

金閣寺の障壁画を描かれた人です。

2009年に亡くなられた人ですが、とても正統なのに斬新でした。

先にVTRで解説を拝聴したので、なるほどと思いつつ見ることができました。

 

此所で、あれこれ欲しい物を買って貰いました。

サ「これで、機嫌、治る?」

く「三割!」

若冲と相国寺は長いご縁があって、お墓もあります。

          

 

↑伊藤若冲の水墨画、虎と龍と鳥の三点を買いました(和手拭い)        ↑有馬底(らいてい)氏の自伝ですが、サクサク読めました。

 

京都駅まで戻ると、なんと、星乃珈琲が!

ここのスフレが食べて見たかったんです!

念願の初星乃!

京都風?                              店内。

          

 

          

 

          

↑珈琲が飲めないサメ氏                       名物?窯焼きスフレ

 

ま、美味しかったですが、スフレと言えば、やはり断然此所ですね

京都 六盛茶庭

http://www.rokusei.co.jp/satei/

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/eb49e114f380997d3b1a9a6712071925

 

最後に、いつものように、京都駅伊勢丹でダッシュでお土産とお弁当を買ってから帰途についたのでした。

 

報告終わり。

 

 

 

 

 

コメント (38)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サメ氏は、コバンザメとしての回遊権を剥奪されました

2016年03月11日 12時33分52秒 | 旅行記

「ワシも連れっててくれーーーーーっ!」

と、連呼しながら部屋中走り回ったので仕方無く、

良い子に回遊するコバンザメとして京都に同伴することになったのですが・・・

 

先ず、

僕は、勉強会には行かないよ。

僕が半日何処で何をして遊んだら良いか考えて紙にかいておいてね。

ああ、お気楽なコバンザメ

当然、新幹線、ホテル等々の手配も全てくちこです。

 

が、くちこのブログをご愛読?してくださっているサメ氏同期生の面々が、

サメの子守りを申し出てくれました

京都駅中央口にて12時にサメをお預かりします、と。

ああ、麗しき同期愛

自衛隊生徒時代の同期生三人の方々のご厚情に感謝

15歳から親元を離れ同じ釜の飯を食った仲間の結束は今も固いらしい

皆さんにささやかな手土産とお礼の手紙を渡し、サメを手渡したくちこです

返品は確かに承ります、と。

 

で、サメ氏は、勉強会は欠席だけれど、打ち上げ会には参加。

くちこは15枚に及ぶ、会場への地図や写真等々をプリントし前夜に教育。

サメ氏は、自分の手で時間(18:00~)も記入して、自分のリュックに入れました。

 

さて、勉強会終了。

サメに電話するも出ない。

メールするも返答無し。

レストランに到着後も、再三再四再五再六・・・連絡するも応答無し。

サメ氏の料理も一緒に注文しておいた生来手回しの良いくちこ。。。

どうしてくれよう、この料理

 

二時間以上経過して、

へべれけで、ろれつの回らない電話が・・・

辛うじて聞き取れた言葉は、これから行く、と。

来なくて良いから、ホテルで待つように指示

ホテルは京都駅構内にあり、着いたときに一緒に行ってフロントに荷物を預けた、いつものホテルです。

 

20分経過して再度着信。

ホテルは何処

どうも、違うホテルに行った模様・・・

さっき荷物を預けた京都駅の中のいつものホテルだあっ

アホサメはなかなか聞き取れない様子(酔っ払って)

くちこは、ホテル名を大声で連呼

 

それから20分。

くちこがホテルのフロントに到着すると、

フロントのロビーにカツサンドのカツ状態で座っていました。

両脇をシャキッとした同期がパンとなって支えてくれていました。

若しくは、補導された不良ジイさん

 

ご迷惑をお詫びし、部屋までズルズルと連れて行くと、

一瞬で、ベッドに倒れて終わりました

否、次の瞬間、靴が二つ、宙を飛んでいたわ。。。。。

 

長くなるので、以降は割愛します。

 

ま、こんな壊れたサメ、初見でした。

そんなにお酒に弱くない筈でしたが・・・

飲み過ぎ?

老い過ぎ?

とにかく、壊れすぎ 

 

翌朝。

くちこに厳重に叱られました  

どの位反省しているのか数字で表してみよ。byくちこ

1ケイ。byサメ

 

その後、不機嫌なくちこと、青菜に塩のサメは、京都府立植物園に行きました。

安い(200円)、綺麗、広い、静か、人が少ない!

※くちこ達は、陶板名画の庭との共通入園券にしたので250円。

 

今年は、梅見物に行かなかったので、此所で。

 

怒っているくちこ                          しょげているサメ

          

 

杏 

          

 

河津桜

          

 

ジュラシックツリーって珍しいらしい。

          

 

大温室は別料金でした。(200円?)

               

赤い椰子の木

          

 

でかいハイビスカス

          

 

ベニヒモノキって正に・・・

          

 

バナナの花って初めてみた

          

 

驚きの木!

 

          

↑イメージ的には、デカイ巨峰が突然、幹に張り付いている感じ、しかも、ジュースにもゼリーにもなるとは・・・・

 

↓バオバブの幹と実

 

          

 

温室から出て、こんな展示も見ました。

 

          

 

          

 

          

 

↑一日中しょんぼりしていたサメ氏でした。

但し、くちこの怒りはこれで終わりにはなりませんでした。

この後、相国寺に行きましたが、また次回に。

帰宅後も連日忙しくて、昨夜以来、ウルトラマンの胸のランプが点灯しているのでね

 

コメント (42)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消化管NET診療の新しい展開  NETの権威、今村正之先生の講演

2016年03月08日 16時23分57秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

神経内分泌腫瘍についての記事です。

興味の無い人はスルーしてくださいね。

 

3/6(日)京都、第16回しまうまサークル@関西 患者交流会主催の講演に行ってきました。

http://netkansai.blog.so-net.ne.jp/

自分の為の備忘録的メモ起こしですので、文責は負えません!

 

・以前は十万人に一人と言われていた神経内分泌腫瘍(NET)も、今は十万人に3~5人とのこと、増えたなあ。

 →それだけ、誤診が減っただけかも・・・(ずっと違う病名で治療を受け続けた人が多いから・・・お気の毒に)

 

 →九大 伊藤先生の集計だと、2005年  p-NET   10万人に 1.01人  2010年1.50人

               2005年消化管NET 10万人に   2.10人  2010年3.30人

 →現在、NETの登録症例は三百数十例、実際は、その3~4倍?

   登録は任意だし、医師も業診に追われているからなあ。。。


・NETの発症部位は、消化管が58%。

 →その内の49%が膵臓(くちこ)、13%が大腸。

 

・通常の膵臓癌よりも、膵臓のNET(p-NET)は、随分おとなしい。(顔つきが良い)

 →p-NETの肝転移であれば、転移細胞もおとなしい。(筈?個人差大きいよなあ)

 →最低でも2年、通常5,6年は生存可。(問題はQOLと常々考えるくちこです)

 

・直腸NETは、大腸癌と同じ程度の悪性度。

 

・子宮原発のNETも消化管のNETと同じ性質とみなして治療する。

 →子宮、卵巣のNETに対しては専門家がいないので応用していくしかない。(専門家いるかも)

 →京大に多臓器癌として受診O.K

 

・NETにも、いろんな性質のものがあり、転移性、未分化、高分化、緩慢な成長、局所の留まる性質等々・・・

 →この違いについては研究中(遺伝子によるもの?)

 

・Ki67の数値は、腫瘍細胞の分裂準備段階の細胞の数を染色することによって数えたもの。

 →数が多いほど、増殖する勢いがあり、悪性度が高い。

 →G1 < G2 < G3     

 →  G3については、突出して悪性度が高く、G1  G2 の悪性度の違いは小さい。

 ※くちこは、生検でG1、術後の組織全体を見たらG2。

 

・MEN1については遺伝性疾患であり、治療法が異なる。

 

・ソマトスタチンシンチグラフィーは、NET細胞の描出に優れている。

 →ソマトスタチンシンチグラフィー(SRS)111Inとは、ソマトスタチン(ホルモン分泌を抑制するホルモンであり、すぐに分解されてしまう)に放射性物質 111Inを特化した類似物質(一ヶ月分解されない)を作り、それを取り込んだ部位を腫瘍とみなす画像ができる。

   →1cm以下の腫瘍に弱い。

 →取ってすぐのリンパ節転移は解らない。

 →生検無しで確定できることもある。

 →PRRTの前処置としても行われる。

 

・DOTATOC(京大臨床研究)は前日に院内で造影物質を合成している。

※くちこは術後4ヶ月で京大で検査したが転移像は無かった。

 

・NETの99%はソマトスタチン受容体をもっている。

 →CTより診断に適している。

※くちこも、受容体を持っていることが確認済み。

 三田病院の結果では、SSTR2、SSTR5に陽性像あり。

 全体的に膜に強陽性(Score3)オクトレオタイドの効果が期待できますとのこと。

 自主的に知らない間に調べてくれていた愛しの外科医長の感謝!

 

・NECは、ソマトスタチン受容体を持っていないので、通常のFDーPETで描出される。(ソマトスタチンでは不可)

 →FDで描出され、DOTA、SRSで描出されないのはNECと言える。

 

・NSE(腫瘍マーカー)は、NECで上昇。(え?本当?じゃ、毎度調べているくちこは何?)

 

・クロモグラニンA (choromoguraninA)はNETの診断で有効であるが、胃酸抑制剤でも反応する(要内服中止)。

 →実際には胃酸抑制剤を内服したままでも検査結果は良いと今村医師。

 

・副甲状腺過形成は94%でみられる。(びっくり!偶然くちこは先月循環器で調べて大丈夫だった。)

 →10代、20代でも発症。

 

・肝切除しても、ほぼ100%が再発する。(だよなあ。。。そこが問題と思うくちこ)

 →肝切除と抗がん剤の併用が好ましい(どちらを先にするかはケースによる)

 →小さいうちは、なるべく早めに肝切除を。

 →分子標的薬で頑張るのが主流になりつつある。(切除しても再発するので)

 →肝転移三個とリンパ節転移の患者で、アフィニトールと塞栓術で根治した例も(京大)

 

・効く療法を長く続けることが肝要。

 →効かなくなったら次の療法を。

 

・サンドスタチンは医師が機能性とコメントを入れたら使用可。(?)

 →使い始めたら一生。

 →抗がん剤の下痢の副作用に対してサンドスタチンを増量することも。(?)

 

・免疫チェックは膵癌には無効(治験されていない)

 

・免疫チェックポイント阻害剤については小野薬品が臨床研究中(京大は入れなかった)

 

・今村先生の意見では、自己免疫療法は効果が無いとのこと。

 →でも、出席者の中で、肝臓の血流が悪く手術不能な人が金沢大学で自己免疫療法で治療中。

 

・10種の希少がん対象 免疫チェックポイント阻害薬PD-1抗体ペムブロリズマブの第2相試験については今村先生は知らないとのこと。

 http://オンコロジー.com/ct/clinical-trials/basketstudy02

 

・SRSは心膜等、思いがけないところで見つかる。

 

・ソマトスタチンの分解を遅くしてオクトレオスキャンに。

 

・オクトレオスキャンは、半年→半年→異常無ければ一年後。

 

・膵頭十二指腸切除術(PD)オペ後の人は肝動脈塞栓術に対してリスクが大きい?

 →手術法による。(で、私は???)

 

・NETから転移した組織がNECである例も希にある。

 →先ずは病理で最初から詳細な組織診、ガストリン染色を。

 →生検で採れる組織は限られているので、確実な診断とはならない。

 

・NEC → IP療法。

 

・幽門輪を残す手術法(PPPD)のメリット、デメリットは?

 (胃の出口三分の一を切除し幽門輪を残さない手術法はPD)

  →リンパ節の郭清がしやすい。

 →1cm以上の腫瘍に適している。

 →今の医学ではどちらでも良い。


※因みに、くちこの手術法は、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術(SSPPD)

  更に詳しく言うと SSPPD-Ⅱ A1-D2 child法(膵臓・胆管・胃の順に吻合・端側膵空腸吻合)

 

・胃NET Ⅰ型、Ⅱ型は良性。

 →高ガストリン血症。

 →内視鏡手術で大丈夫。

 

 

以上。

しつこいようですが、くちこはアホなので、上記が正しいとは限りません!

 

気分直しに、患者会後の打ち上げ風景でも・・・

 

          

 

          

 

魅惑的なメニュー

 

          

 

          

 

くちこは・・・

白葱のクリームパスタ全部と、ボリューム満点の京野菜ごろごろピザ2切れと、京風だし五目オムライス湯葉あんかけ(写真無し、メニュー参照)を半分食べました。

美味しかったあ

サメ氏の行いについては、後日とします

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鍼灸のお勉強

2016年03月02日 21時25分58秒 | 健康・病気

元々、三十代位から右肩がよく痛くなるくちこです。

動くけれど、動かすと痛い

ま、これも波があるんだけれど。

レントゲン的に異常は無いのは元より承知。

整形外科って、いつも大混雑だし、電気治療等になるのは想定内。

そして、きっと治らない・・・

面倒。

が、痛いのも滅入る

 

先月初めから、思いついて鍼灸院へ。

ちょっと、韓国ドラマのチャングムの誓いなどを思い出しつつ・・・

綺麗て新しく、軽くモダンな鍼灸院が出来ていたな、と。

 

問診が凄い

体と心と過去を詳細に知ることから始まるらしい。

56年も生きていたら、報告することも多くて。

治療台に横になってから、

しみじみ、しみじーみ、両手の脈を診ている。

当てている三本に指に伝わる脈にはそれぞれの意味がある、らしい。。。

 

鍼は、髪の毛ほどの細さなので痛くは無いし、

注射針と同じく、個包装で使い捨てになっている。

お灸も温かいか、ちょっと熱いか、位。

シール式になった置き鍼をあちこちに貼られて帰宅。

 

鍼灸って、程度の差こそあれ、副反応が出るらしい。

くちこも、当日、翌日、だるいし、一旦痛みも強くなった感じが。

その後、軽減。

五日に一回位のペースで四回通院。

痛みは、悪かった頃の2~3割に軽減。

でも、これにも波がある。。。

 

それより、ウルトラウルトラ驚いた事   

三年近く悩まされた、かみ合わせの不具合が全く無くなった事

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/3e5dbba02fb66e1f87c837bcee764057

もう、これは、口腔心身症であり、メンタルに弱いくちこは、生涯、程度の差こそあれ付き合って生きていくのかと  

ちらっと、二回目位の治療で思い出してかみ合わせの不具合について言ってみたんですが。

まさか、こんなに簡単に完治するとは  

神経内科も歯科3軒も治せなかったのに。

このことが、どんなに嬉しく有り難いことか、くちこにしか解りませんっ

循環器受診があったり、その後、くちこ車が入院したりで治療は中断しているのですが、

このかみ合わせが治っただけで、大感謝です

ご飯を食べる都度に、普通に噛める有り難さで嬉しくなるくちこです

生きていると、驚くことって多いんだなあ。

 

そんなこんなの時にタイムリーに鍼灸講座が無料で開催されたので、サメ氏と聴講しました。

くちこが通院している鍼灸の先生の師匠だそうです。

 

          

 

                          

 

講師の水嶋丈雄先生は、勿論、鍼灸の資格(国家資格)もありますが、

大阪医科大卒の医師でもあり、時々テレビにも出たりされているようです。

漢方専門医、指導医、全日本鍼灸学会顧問、プライマリケア認定医。

鍼灸については中国からの招待留学も。

著書も八冊、紹介されていました。

免疫治療やパーキンソン治療についての著書も。

 

とにかく。

鍼灸とは、四千年前から続いている自然哲学だそうで、

人体を小宇宙とみなし、

心の不調も整え、

心身一如とする考えとのこと。

スポーツ鍼灸では、羽生選手もしているそうです。

美容鍼灸では、顔の若返りもあるそうで・・・

※但し、治療して日数が経つと元に戻るそうですが。(ボトックスみたいに?)

鍼灸はアメリカ陸軍では、痛みのコントロールや腰痛治療として認められてているそうです。

 

パーキンソンに治療で有名な先生らしくて、

何人かの動画を見ましたが、治療後に別人のようにスタスタ歩く姿にびっくり

パーキンソンは5年以内が治りやすく、

薬が効きにくくなった患者にも鍼灸は有効であることが特徴とのこと。

イメージ的には、薬物と鍼灸と二本立てが好ましいって感じかな。

 

また腰痛については、意外なことに、

85%が、非特異性腰痛だそうです。

これは、骨の異常等では無く、

頭の中(大脳辺縁系)で覚えている腰痛でストレスで痛みが増すとのこと。

※痛みを感じるポイントは、局所と脊髄と大脳の三カ所。

この25%が、慢性腰痛に移行するそうです。

そして、この手の腰痛は鍼灸が得意な分野とのこと。

 

ふうむ・・・

勉強になりました。

笑いヨガも。

 

日曜日は講演。

月曜日は、ママ友達と温泉へ

火曜日は、軽くダウン

今日は、社交ダンス。(偏頭痛薬を飲んで)

※コレ、落ちこぼれ続けてかなり辛い!

明日は、シャドーボックス教室。

まあ、マイペースでね。

 

シャドーボックスの生徒さんからお守りを戴きました。

旅先でも、心に留めて貰える有り難さ、温かさ。

そんなこんなに包まれて生きているんだなあ、と。

コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする