しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

粉骨砕つめ草

2009年05月25日 12時57分00秒 | 旅行記

行ったんです、私
cafe友さんからも教えて貰ったし、
職場の人からも聞いていたし
多少テレビでも見ていたのに・・・

人って・・・
時々、うっかり、無謀な事を
軽く決心してしまう時、ありますよね。
事の大きさを測れていないことが・・・

でも、人は簡単には死なない。
まだ定明が尽きていないのなか・・・
天国の両親他諸処の人々の尽力があったのか・・・

体育1だったし、
未熟児だったし、
幼少期何一つ鍛錬していないし、
握力8だったし、
跳び箱も逆上がりもできないし・・・

なのに、登ったんです。
崖を・・・
絶壁を・・・
ロッククライミングのように
レスキュー訓練場のように
ファイト一発風に

何処にって?
鳥取県にある世界遺産
三徳山投入堂です!
706年、平安後期の建築だそうで
一見の価値はありますが、
山の中腹の崖にあるんです

粉骨砕身!
匍匐前進!
出てこいミニッツ、マッカーサー!!!
あれっ?

だって、本当に
恥も外聞もなく殆ど這っていました

鳥取はね、
仁風閣、砂像フェスティバル、燕趙園など行きましたが・・・
今は投入堂のことで頭がいっぱい!!!

生還し六根清浄を果たした、
シロツメくちこを今後ともよろしく申し上げます


くちこ、お手植えの水田

2009年05月17日 19時27分00秒 | サメ家のこと

あーーーーー、筋肉痛だあーーー
土日の田植えね、弁当係兼応援団の予定だったのに・・・
「そーーーーーーおーーーーーーれーーーーっ!」って。

山賊むすびを山ほど作って、昼前到着。
(9月22日の山賊むすびの作り方参照)
義母を引き連れ、弁当さ持って、いざ田んぼへ

何やら様子が・・
田植機は、ある意味、水陸両用・・・
でも、でかいタイヤが殆ど水中
植えた・・らしい・・稲は、やっと数ミリ空中に先をのぞかせているか、プカプカ流木の如く泳いでいる

はて?
どうも、うまく水が抜けなかったらしく、田植機はヨタヨタと悪戦苦闘している。
ほぼ、瀕死・・・

くちこが、そっと一言、
「これってさ、いのししが出て暴れたということにしておこう」
田植機を持ってきた妹夫婦は、「とにかくやった」ということで、早々にいなくなる
(○万円のアルバイト料をゲットして・・・あの、くちこの日記に詳しい人のみ解る、例の・・・妹です・・・)

雨が降り、とにかく義母を家に。
何故かすごいよそいきを着ていました。
理由は、突然、良い男に出会った時に備えているとのことでした・・・

くちこは、田に片足以上入れない。
え?
その場から動けなくなるから・・・
かわいい案山子になってしまうので
畦から手をのばして届く範囲のみ植える。
はい、人生初の田植えです!
ちなみにm高校二年まで、稲はスコップで植えると思っていたくちこです。

二人は田に入り、丁寧に泳いでいるのを捕まえたり、土を寄せて数本づつ植えているが・・・
くちこは違います!
どんなに深くても、それって突っ込む!
面倒だし浮いてこないよに一度にたくさんの塊で植える

結果?
んなもん!
秋にならないと解りませんわ!
とにかく、今年の田んぼは、くちかずこお手植えの有り難い稲である

「じゃあね、お義母さん!」
「また来てね!」
「すぐ、来てね!」
ハイハイ・・・
と言いつつ、来週は鳥取砂丘に砂像を見に行く、やんごとなき姫でございますの・・・楚々・・・・・・


裏庭に楚々と咲くシロツメ草考

2009年05月09日 18時02分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

振り返ると、感謝の気持ちが湧いてくる。
七年前の離婚騒動は地獄だった。
親兄弟のいないくちかずこは、全身全霊を傾けて戦った。

くちこ「私は弱い人間なので、もうだめです!」
弁護士「いえ、十分お強い方とお見受けします」


公証人「とても恵まれておられます」
最後に、ご挨拶に行くと、
弁護士「こう言ってはなんですが、大勝利だと思います」

多分に見えない力が働きました。
神仏か、ご先祖様か、亡き両親か・・・?

裏庭の片隅にそっと咲くシロツメ草のような女人であった、くちかずこは、離婚を決意した時に、子供を三人背負って、阿修羅になった。
地獄のような日々を我が身を焦がす程の炎となって、元夫や女達と正面切って、堂々と戦い抜いた

次に職場が地獄になった。
筆舌に尽くしがたい程の・・・
思い返してもよく耐えたと本当に思う。

そして、あり得ない恋をして、天国と地獄を味わった。
普通レベルから地獄に堕ちるのと、地獄から天国まで上がって再度地獄に堕ちるのと、どちらがより辛いか・・・

生きているような死んでいるような日々。
死ぬに死ねない地獄の沼にいるとき、
するすると、みすぼらしい蜘蛛の糸が降りてきた。
それは、キラキラと綺麗でなかったし、迷いつつ、いい加減な判断で、とりあえずつかまった。
この蜘蛛の糸、大丈夫かなあ・・・

これが、見た目は悪いが、殊の外丈夫で長持ちだった。
どんなに、じたばたして揺れても、少しも変わらなかった。

気がつくと、蜘蛛と暮らしている。
毎日、蜘蛛をいたぶりながら、蜘蛛の巣にあぐらをかいていると、
新緑の中、爽やかな五月の風が吹いた。

ふと、我に返るくちかずこ。
阿修羅のお面と衣装は、きちんとたたんで片付けなくてはね

そしてまた、楚々としたシロツメ草に戻ったくちかずこです・・・ふふ
信じられない?
やっぱりそうか・・・・


ただいま、帰還!

2009年05月06日 19時37分00秒 | サメ家のこと

やっぱり、認知症の義母とお付合いをするのは、三日が限度だなー

畑の点検、あーれー!
遅霜にやられて、黒く立ち枯れている
また、植えなくては!せっせ、せっせ・・・キューリ、トマト、なすび・・・

おっ!新タマネギだ
真っ白、無農薬、で、くちかずこお手植えの品
四つ割りにして耐熱容器に入れ、チン!
さらりとドレッシング・・・甘い!うまい

ちらし寿司を作成、海老や穴子を奮発、美しかー
義母へ小皿へ取り分けを頼むと・・・
ど真ん中から、杓文字ですくい始める・・・
トッピングの海老や錦糸卵や海苔は、サンドイッチの具状態
ちらし寿司、紛争地域風・・・完成

サクサクたこ天、
紅甘夏をデザートに。

義母はいつものように、ご満悦。
「あんたは、世界一の嫁じゃ!
わしゃあ、世界一幸せじゃ!」
そこへ、夫登場。
「世界一っていわれたよ」
「いや、宇宙一じゃ!」
はいはい、親子でよくにたお口ですこと。

朝食はくちかずこの手作りパン。
くるみとラムレーズン入り。
と、フレンチトースト。
フルーツヨーグルト(バナナ、甘夏)

昼食。
鶏南蛮。
きゅうりの酢の物(ご近所製)
たくあん(同じく)
畑から山ほど抜いてきた人参の皮ごとグラッセ。
(くちかずこ、お手捲きの人参)

夕食、
新タマネギのすきやき風煮。
はい、義母は、常にご機嫌

朝食、
バナナ入りホットケーキ。
カリカリパン、クルトン風。
人参サラダ、
フルーツヨーグルト(メロン、バナナ、甘夏)

昼食、
肉うどん、
残り物、各種。

この間、義母と畑仕事。
さつまいも(鳴門金時)60本とかね。
敷きワラもして、完璧と思ったら、義母が点検中・・・
くちかずこの、お手植えは、あちこち不備があるらしい

夫は山のように、タケノコを掘ってくる。
義母とせっせと皮を剥いたが・・・
剥いた状態でも30キロはあるかと
外に、鉄の大釜を出す。
下から薪を焚いて・・・
タケノコを石川五右衛門状態に。
米ぬかを出しパックにいれ、唐辛子を少々・・・
給食のおばさん状態・・・
でも二回に分けました・・・ふう。
せっせと配る。
無理矢理配る。

ご近所の流儀もいろいろ・・・
砂糖漬け保存、
焼酎漬け保存、
塩漬け保存、
クエン酸水漬け保存、
干しタケノコ・・・
一応、刻んで干してみましたが・・・

と、近所の友達が遊びにきました。
餅捲きに行こうだって
(第一回れんげ祭りだと)
「よしっ!!!」
くちかずこは、首にタオルを巻き、
頭の上に籐かごを乗せ、殆ど異邦人
蓮華の花咲くたんぼに、仁王立ち!
で、頑張ったのに、一袋(小さい二個入り)

「美味しい!」と「幸せ!」を連発する義母に「お大事に!」と挨拶され、いつもの如く、よろよろと・・・
ただいま、帰ってまいりましたーーー

帰ったら、悪い子が豆カレーとナンを作ってくれていました
主人が、これから、タケノコの酢味噌和えを作ると。

男二人に、「出来たら、呼んでね-!」
え?
だって、くちかずこは、パソコン中


詳しくは言えないけれど・・・

2009年05月01日 11時58分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

一月に、夫が60歳に。
まだ、働いていますが、年金手続きを。
で、妻への加給年金の手続きも。
していたらしい・・・
くちかずこは、その手のことにとても不案内

で、言われるままに、くちかずこの個人情報を提出。
次々と追加があり、再三、それに応じる日々。
所得証明、源泉徴収、確定申告の控え、失業保険の控え、保険証の控え、運転免許証の控え、住民票、戸籍謄本・・・

三月、
民生委員のところに行って、夫がくちかずこの家に出入りしていることを証明して貰えと、書式を送ってくる
(諸事情あり、夫は、実家に住民票がある)
まず、住民票が別になっている理由を記入。
役所に教えて貰った民生委員宅を訪問、夫が出入りしている(本当にずっと住んでいる)証明を貰い(署名、捺印)提出。

四月、上記書類に、夫が妻を養っているという内容の文章が入っていないので、
再度、夫が妻に定期的に生活費を渡しているという証明を民生委員にして貰えと。

はあ???????
はい、くちかずこは切れました
プチン
で、昨日、電話で問い合わせました。
世間に、親の介護や、単身赴任で別居している夫婦はいくらでも・・・
夫婦が、双方仕事を持っているケースはいくらでも・・・
正規に入籍し、社会通念から何一つはずれず、普通に暮らしているのに、何故そこまで干渉されるのか

素朴な疑問として、初対面の民生委員の人に、くちかずこの家に夫が住んでいたり、夫が妻に生活費を渡しているなどを証明さすなんて非常識ではないかと。

はい、くちかずこのお口は食い下がりました。
約15分かな・・・
「失礼ですが・・・、申し上げにくいのですが・・・」
要するに、年金を貰う頃に再婚する夫婦は怪しいからマークされるとのこと。
「やはり、そうでしたか。やっと、理由が理解できました」
「とりたてて、やましいこともせず、嘘もつかず、ただ、本当のことを一つ一つ積み重ね、誠実に生きてきたつもりですけれど、私たちのしたことは、こういう扱いを受けるようなことなんですね。」
相手の人は、
「失礼なことをたくさん申し上げてしまってすみません」と。
(書類は必要なまま)

帰宅した夫に報告。
ふだん、全く見ることのない、
辛そうな顔・・・

本当に人生は色々ありですね。
でも、くちかずこはくちかずこ
誰に証明してもらわなくてもね