- ほぼ・・・
既に・・・
清水の舞台から飛び降りました
たいしたことじゃないんです。
LDKのリフォームをするだけです。
数百万で・・・
ただね、ファイナンシャルプランナーによると、
来春までが、くちこ夫婦の人生において一番お金の無い時期だそうで
来春までの数年は、倹約を心がけて節約するように、
グラフ等々も渡されていたのですが
するなと言われたら、しなくては!と思うのがくちこ
彼は・・・
読みが、甘い
昨年も、お風呂をリフォームしたしね。
全く、助言は無視されています・・・
だったら、相談料を払って相談なんかしなければ良いのに?
基本の部分で、くちこは、几帳面で慎重なんです
※表現できないことを絵文字で現わしてみました。
人は、
強くて弱い。
弱くて強い。
くちこもです。
ここまでが、起承転結の起!
よろしいかしらん?
<承>
さて、生前のくちこ母の趣味に、
グラスのコレクションがありました。
ワイングラス、
カクテルグラス、
シャンパングラス・・・
全ての種類が、5,6客ずつ、
しかも次々に買い換えていました。
母の死後、そのグラス類は、
一人娘である、くちこ家に移動。
そこそこ処分しつつも、まだ相当数あって・・・
しかも、恐るべしDNA
くちこにもグラス収集癖が・・・
LDKをリフォームするにあたり、
くちこも老後の荷物を減らすべく、
思い切って何十客か処分しようかと。
<転>
処分予定のグラスをとりあえずテーブルの上に仮置きし、眺めていると・・・
忘れかけていた記憶が・・・
かれこれ十年前の離婚当時、
さんざん女道楽をし、
妻子を裏切り、傷つけ、
人の道を踏み外すこと再三の元夫が、
家を出るにあたり、
くちこの母のグラスコレクションを持って出たい、と。
使いかけの醤油や砂糖、掛け時計や、そのフックに至るまで持って出た元夫ですが・・・
三人の子供と二千万のローンを残して・・・
きっと、グラスの価値が解っていたのだろうけれど、
(それほどでも無いのですが)
裏切り、泣かせた妻の母親の遺品まで欲しがるとは
本当に唖然としたことを思い出しました。
「何を持ってでても良いけれど、グラスは譲れない」
と言いました。
天国の母が許すとは思えないことだから。
<結>
そんなことを思い出しつつ、
テーブルに並んだグラスを眺めています。
母へ、
今までグラスを守ったことで、もう許してね。
母の心は、常にくちこの中にあるし、
三人の孫は、頑張って育てたよ。
くちこ