
今年一番欲しかったモノ・・・
それがクリスマスには少し早い21日の夜に飛脚サンタが届けてくれました。
日中に届いていたならば良かったのですが陽が沈んでからのピット作業は
とても辛く手が悴んでしまい少し困難を要しました。
取りあえずは室内で梱包の中身のチェックです。
中身はこれ・・・

以前のエントリーでもお伝えした MP4/5 マシーンのリアのデフ&ホーシングを
補強する為のクランプ付きパイプバーです。

素晴らしい出来栄えの工業製品で中華とは言うまでも無く比較になりません。

ネジにも固着防止剤を塗してくれる造り手側の親切心には更に脱帽です。
静岡県焼津市の トライクショップさん にお願いして造っていただきオリジナルで
マルボロカラーにペイントしてもらいました。
この手のモノとしては最高の技術と仕上げが施されワイルドな MP4/5 マシーンには
価格的に少々勿体無い位ですがイタリアおやじはこんな製品を仕上げる
真面目な職人さんが大好きです。
トライクオーナーで同じモノを物色中の方には絶対にオススメです。
既製品も少量在庫があるそうですから上のリンクから連絡してみてください。

この画像イメージからサイズを計測して製作してもらいました。
さて、
MP4/5 マシーンや他のトライクのウィークポイントの一つで有る、デフ&ホーシングの破損。
もしこの部分が走行中に破損したら命が幾つ有っても足り無い重大な事故に繋がります。
中華トライクオーナーのブログを徘徊していると必ずこのデフ&ホーシングの強度や
精度の無さから走行に支障をきたすトラブルに見舞われています。
先ずはハブの緩みや回転を支えるベアリングにガタが来て変な振動や異音が発生し
症状が進行すると走行不能の破損をきたすと言う感じです。
「ホーシングが折れた、デフが割れた、タイヤが吹っ飛んだ・・・」と・・・
世にもオソロシイ結末です。
公道を走る乗り物として自分が怪我をするなら未だしも他人様を巻き込む訳には
いきませんので安全対策を怠る事は絶対に許されません。
そんな安全対策の一つとしてこの補強バー装着は MP4/5 トライクには必須なんですね。


POWERED by HONDA & Shell のデカールチューン。

リアビューが引き締まってイ~感じにもなりました。

マルボロレッドが凄くレーシーな感じです。

アイルトン・セナは予期せぬステアリングコラムのシャフト破損が原因で天に召されました。
眼に見えない部分の破損は恐怖そのものですから少しでも危険な要因には
対策が必須です。

安全で愉しい乗り物、それがフォーミュラ・トライク MP4/5 セナ号です。