昨年の今頃はトライクの納車を今か今かと待っていました。
当然の事ですがWEB上に存在する殆どのトライク関連の情報を虱潰しに収集し
既にオーナーになられていて、いい加減な中華製品と格闘し苦悩する方々から
相当勉強させていただきました。
結果・・・
所詮、趣味やアソビの世界なのだから余り期待や思い入れはせず
精度や信頼性は無いモノとして付き合って行こう・・・かな?
と・・・
横浜のとあるトライク・ショップのオーナーと何度も綿密なやり取りで
「ちゃんと、公道を安心して走れる仕様に仕上げて欲しい。」
「スイングアームやホーシングが折れたり、ベアリング類のガタが
来ない様に日本製のモノに打ち替えて欲しい。」等々・・・
要求をしました。
回答は、「全て対策済みですからご安心を・・・」との事でした。
この時のショップオーナーと交わした約束で
1年間は完全補償。壊れたパーツは無償供給。との事???
そんな事、イタリアおやじは信用していません。
まあ、その代わりのサービスとしてレヴ・カウンターの取り付けとアップハンドルに
換装やら他に細々とした事柄を要求するとアッサリと受け入れてくれました。
まあ、「○○万円出すから、とにかくちゃんと走れるモノを納車してください。」
と・・・
2009年1月に入り、注文したトライクの納車整備されている画像が送られてきて
数日後、横浜のショップオーナーとその仲間数人がトラックにトライクや
他のATVを積んで名古屋市中川区の中部陸運局の愛知運輸支局迄搬送し登録を済ませ
港区内の自宅迄届けてくれました。
トラックから我がトライクを降ろしてショップオーナーが先ず試運転をすると
セルモーターでは始動するもののキックで始動しません。
バックギアも入りません。
何度もセルを使って始動した為、受け取る前からバッテリー上がりでセルモーターも
回らなくなりました・・・
アラ、アラ、先が思いやられる事。と正直思いました。
横浜のショップオーナーは本気かどうか怪しい感じでしたが納車時に
「もう一台同じ仕様のモノを造って再納車させていただきます。」・・・と。
「その必要無し!」と言い返しました。
さて、受け取ったその後はこのブログのカテゴリー Engine 内に記してきた通りです。
バックギアが入らなかったのはワイヤーの緩みだけで直ぐ完治。
キックスタートはペダルの角度を変更しスウィング幅を多くしたら解決。
バッテリーはBSユアサに換装してからは上がり無しで放置していても充電は不要。
エマージェンシーで開けたブースターケーブル用の穴は必要無かったかも。
春先には走行中の振動でリア・フェンダーカウルに数か所亀裂発生。
(アルミ板を加工して補強とネジ部にゴムワッシャーを組み込み対策)
その後、割れ発生せず振動は激減。
半年経って各部のボルト&ナット重点増し締め。(後輪ハブが少し緩んでました)(汗)
秋口にリア・フェンダーのステー付け根が走行中に折れフェンダー破損。
(取り付け方法が対策された新ステーと新品フェンダーカウルをセット購入、新ステーは
更にモリモリ溶接して強化)
各部にゴムを咬ませ振動対策万全状態。
・・・
横浜のショップオーナーは車両を受け取った数か月後からは電話にも出なくなりました。
期待は全くしていませんでしたので案の定と言ったところですかね。
そうこうしている内に、WEB上で何だかユーザー寄りの気持ちでご商売されている
タル吉さんって方を知ってしまいました。
静岡県焼津市で Wing of Wind と言うトライクショップのオーナーさんです。
MP4/5 トライクのホーシング補強バー供給元です。
神のコンストラクターとでも言わせていただきます。
本当にこの補強バーのお陰で安心して爆走出来ますよ。
真横からでは補強バーが写りませんが・・・
後ろや斜め前方からはホラね!
タル吉さん、本当にありがとうございます。
今は健全な状態で愉しいトライクライフを満喫していますが
ブッ壊れたら面倒みてくださいね。(笑)