アイルトン・セナの実使用ヘルメットの拘りについて・・・
時速300kmのF1の世界ではヘルメットに掛かる風圧が凄まじいので
シールドとアイポート部の隙間から侵入する風雨を軽減する為に
セナはF3時代に受けたF1テストの頃からベル製ヘルメットの
アイポート部にシールドとの密着性を上げる為にウレタンゴムの
シールテープを後付けで施していた。
冒頭の画像は1983年ドニントンパークサーキットでウィリアムズのテスト時 。
そして1984年トールマン時代 ↓
この時はアイポート全周に幅広シールテープが貼られているが
シーズン後半は上部と側部だけに仕様変更。
1985年ロータス時代も同様だが・・・
1986年頃にはホワイトからグレーに変更している。
どうやらその都度細かく仕様変更していたみたいだ。
そこでだ。
1984年 Segafredo セナヘルレプリカの雰囲気アップの為
3Mのプラスチックテープを利用して加工してみた。
先ずは幅19mmのホワイトテープをカッターで二分割。
アイポート全周に貼り付けてみたが流石の3M製プラスチックテープ。
曲がり部分にも程良く伸びたり縮んだりして追随する。
これがビニールテープだとこうは行かず
伸びたらヘロヘロになるし経年で粘着素材が
ベトベトになって始末が悪いから
今度剥がす時大変なのよ。
上手く行った。
シールドをセットしてみたけど良い感じだ。
こりゃ、とても変態チックな拘りだな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます