たまおのページ

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ふんとにひどい!

2007年10月30日 | Weblog
 10月 30日

 本当はバイクの続きでしたが、明日にして、
ふんとに非道なひどい四国での裁判、今日は高裁の
判決日です。

 昨年、四国であったバスと白バイの事故、
白バイ隊員は死亡したそうですが、被告側(バス)の
証人や証拠が山盛りなのに、地裁ではバスの運転手に
禁固1年4ヶ月の判決です。

 それでね。今度は高裁、新しい証拠や証人がでてきて
いるのに、地裁で十分審理されているということで、
証拠申請は却下です。

 では具体的にはどんな事故だったかというと、バスが
レストランから出て、3車線の道路を右折しようとして
いるところに白バイが衝突した。というのがアラマシです。

 バスは道路を塞ぐようにして停止して右折のタイミング
をはかっていました。そこに直進してきた白バイが衝突
した。というのが被告側(バス側)の主張です。

 検察側(警察側)は、バスがレストランから時速10Kmで
走りながらでてきた。そこに白バイが時速60Kmで衝突した。

 この動いていたか止まっていたかが争点です。
 それでね。どう考えても、だれが考えてもオカシイという
点はね。

①バスのすぐ後ろでレストランの駐車場から道路に出ようと
 していた(もちろん一時停止していた)運転者が止まっている
 バスに”物体”が追突した。と証言しています。(でも証拠採用
 されていません)近づいたらその物体が白バイだったそうです。
 
 その道路は白バイの訓練コースになっていたようで、白バイが
猛スピードで走っているのを何度も(何日も)目撃されています。
(時速100Km程度でサイレンを鳴らさず走っていたそうです)

②検察側の証拠として、急ブレーキをかけたということでタイヤの
 痕(スリップ痕)写真がありますが、それの長さが1,2mもある
 んですよ。時速10Kmで走っているだけなのに、どうしてそんな
にも長い痕がつくのでしょう?
 (後日のバス側が行った実験では50Cmでした)

③急ブレーキをかけたとされているのに、乗客は誰も記憶して
 いません。経験がある人もいると思うけれど、スリップの痕が
つくほどの急ブレーキなら体がドォ~ンと動きますよね。
(20人以上いたバスの乗客、証言も採用されていません)

④ちょうど止まっているときに乗客が携帯で写真を撮っていました。
 携帯カメラですから、バスが動いていたらブレて写りますよね。
 それがキレイに写っていたそうです。

⑤ブレーキ痕の写真を専門家が分析したのですが、どうみても
 タイヤの痕とは考えられない(タイヤの溝がない写真)そうです。
 (そのほかにも疑問点があるのですが、これも採用されません)

⑥対向車線の白バイが、動いているバスに同僚が衝突したのを見た。
 と証言していて、これは証拠採用されています。
 ところが、道路の起伏により、その白バイが見たという地点
 からはバスが見えません。

 だいたい、大きなバスが道路を塞いでいるのを視認して、
白バイ隊員(走りのプロですよ)が時速60Kmで衝突しますか?
アタイもバイクに乗りますが、そんなバナナですよ。
 避け切れないスピードを出していたというのが常識的なんじゃ
ないの? です。
 それこそバイクの急ブレーキ痕がないのもヘンだしねぇ。

 ということで、今日の判決はどうなりますかねぇ。 
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