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いでんしけんさ

2010年11月28日 | Weblog
 11月 28日

 これからは姓名判断ではなく、遺伝子検査だ!

 血液や粘膜から遺伝子解析し、サンプルの平均値と比較して、
その人の体質が生活習慣病や脳卒中などの危険(確率)を判定
する。

 ということになっていますが、人の遺伝子は2万個以上あるので、
それを全て調べることは費用面から考えても無理です。
 一つの遺伝子が異常だと発症したりする病気もありますが、
複数遺伝子の異常や日頃の生活習慣(飲酒・喫煙・ストレスなど)
による複合的な病気のほうが多いんじゃないかねぇ?

 「肥満の遺伝子を検査する。」という検査会社もあるそうですが、
肥満は遺伝子の影響よりも、やはり環境要因のほうが比重が大きい
ようです。運動や食生活などですよね。

 んで、「検査の結果、あなたは肥満になる確率が高いので、この
健康食品をお勧めします。」という会社もあるそうですよ。
 その食品が肥満に効果があるのか疑問ですよね。

 極端な例かもしれませんが、ある人の場合、数十万円で検査して、
「ガンの因子は無い。」と通知されたのに、すぐにガンが見つかった。
んだってさ。

 遺伝子検査による判定は科学的根拠が認められていません。
 自分で自分のことを知るための一つ。としてならいいんですが、
保険や住宅ローンなど、お金を借りるときのリスク値とされたり、
結婚の条件にされたりすることがあってはいけませんよね。

 まして子どもの遺伝子を調べて、この子には「この職業が向いている」
などと将来を狭めるようなことに使用されるようなことは以ての外。
 いろいろ有用・有効なようにも思える遺伝子検査ですが、まだまだ
完全とはいえませんね。
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