たまおのページ

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えいがでしたくがつに

2012年09月24日 | Weblog
 9月 24日

 「あなたへ」でした。

 高倉健は犯罪とか刑務所が似合います。(笑い)
この映画では塀の内側で勤務する刑務官の役でした。
 そいで、やっぱ田舎や自然などがピッタリで、
都会とか高層ビルとか新しいグッズなどは似合いま
せんねぇ。(ということで、スクリーンには山や
海がたくさん出てきました)
 あ、さすがに携帯電話は使っていましたね。

 ケンさんは立っているだけでいいですね。(しょうが
ないんだけれど、歩くときに年齢が出ていましたし)
長いセリフもいらないね。短いのをボソッでいいです。
 
 いつもながらに田中裕子が いい演技していま
したねぇ。アタイ、演技に見えない演技(クサクない
芝居)が好きなんです。
 「淋しい笑い」はバツグンに巧いですよ。

 んで、妻(田中裕子)が死んで、遺骨を故郷の海に散骨する
ために、夫(ケンさん)が旅をする。ってことなんですよ。
(アタイ、ストーリーは書かないことにしているんですが、
ま、これくらいはいいよね)

 その旅の途中で、タケちゃんがチョイ役で出てきますが、
あの人は演技ができません! <キッパリ!!>
 役者よりも監督が向いていますよ。でもケンさんとの
共演ができて、嬉しそうでしたね。

 くさなぎ君が 「イカめし の実演販売員」 の役で出演
していました。手つきも鮮やかで、本物のイカ飯屋さんに
見えましたよ(練習したんでしょうねぇ)
 てなことで、くさなぎ君も役者のほうが下手な歌よりも
上手くなってきました。(まもなく公開される別の映画で
主演だしね)

 演技もセリフも自然体で、他の人との カラミも
よござんした。
 くさなぎ君も苦労したからなのか、暗い演技が
できるようになりましたね。明るいのは誰でもやれる
んですよ。
 真面目な顔とか影のある男が演れるようになれば
役者として一人前ですね。

 夫の思い出として、妻が出てきますが、その過程で
妻の心情というか真情が隠されている。それを徐々に
主人公(ケンさん)も感じ取ったようですが、どんな
真情なのかは最後までセリフや映像では明かしていません。
ただし、ハガキが飛びます。
(それが分かること、判る人には この映画の本題が
見えてくるんでしょ)

 それなのに、ああっそれなのに。
 ラスト近くで写真を渡すシーンがあります。
 これも「考えオチ」にしておいて欲しかったなぁ。
あからさまにしなくても、「私はハトです。」だけを
知らせればよかったと思いますよ。
(ハトが知りたい人は映画を観てね。です)

 アタイの評価は82点。合格です。

 そうだ、なぜこの映画を観たのか。それは明日へつづく。

 
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