ぽす てんぐ でした

　１０月　４日

　田舎というより田んぼの中でチラシ配布。

　車に４人乗って、現地で分担して配布することに
しました。
　けっこう遠いので、車の中で配布手順などの話を
していたら、課長が突然。
　「アッ！」
　「どうしたんですか？」
　「財布を忘れたぁ。」
　「そうですか、大丈夫ですよお金が無くっても。」
　「貸してもらえるかな？」
　「昼飯を一回ぐらい食べなくても大丈夫ですって。」
　「・・・」

　
　「今日行く町はアユが釣れるので有名な川の近く
だよね。」って課長。
　「そうですね。もう友釣りの季節は終わったころ
でしょうかねぇ。やな場で落ちアユが獲れるんじゃ
ないでしょうか？」

　「やな場は反則だよ。アユとすればいい気持ちで
川を下っていたのに、アレレェ？　いつのまにか水
から出てしまったなぁ。って思うまもなく捕まって
しまうんだもの。」って課長。

　「私の父がアユの友釣りをしていたんですが、アレって
もったいないですよね。友釣り用のアユを買っても、
それで１匹しか釣らないんだから。」って後輩。
　「チョチョチョ、たしかにヘタな人は１匹かもしれ
ないけれど、囮アユで何匹も釣れるんだよ。腕があがれ
ば。」って課長。
　「そうなんですか、知りませんでした。」

　「じゃぁ、今日の昼ご飯は　やな場でアユの塩焼きに
するか。」
　「たまおさん、課長はどうするんですか、お金が無い
んですから。」
　「川に入って自分で獲るんだよ。」
　みんなで「ワッハッハ」

　そんな話をしているうちに、配布する町に到着。
　町の中心部（幹線道路沿い）には個人商店や民家も
あったんですが、１ｋｍぐらい離れると畑と田んぼで
した。
　歩きましたねぇ。普段の１０倍ぐらいは。

　んで、昼めしの時間。
　その町では美味しいと評判の　とんかつ屋さんへ。
　「なんにしましょう？」と店員さん。
　「んじゃ、カツカレーとロースかつ定食とヒレかつ定食と
水をください。」
　「みず　ですか？」
　「一人、お金を持っていないので。」

　「チョチョチョ、探したら定期入れの中に１０００円札が
あったから、ボクもカツカレーね。」って課長。
　「なんだぁ。お金があったんですねぇ。水でよかったのに。」
（もちろん　いくらなんでもお金は貸すつもりでいたんですよ）

　ポスティングでは、犬がいたのが３軒。廃屋や無人が１０軒。
　「ごくろうさん」って声をかけてくれたのが３軒（お義理
でもウレシイですよ）
　そんなに暑くはなかったんですが、歩きまわったので、
汗をたくさんかきました。（足も棒になりましたね）

　まだ続く　ポスティングです。次回はどうかな？