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おーま げんぱつ

2012年10月05日 | Weblog
 10月 5日

 大間原発の建設推進だそうです。

 建設が凍結されていた大間原発の建設に GOサイン
が出されました。
 2030年には原発をなくす。(0にする)
という政府(民主党)の方針ですが、それとは
逆行するようなことになりますよね。

 なぜ原発を無くすといいながら、大間は推進する
ことにしたのか。 
 それはね。大間原発は世界でもココだけの
「ウランとプルトニウムを混ぜて」使えるタイプの
燃料(MOX燃料)を燃やせる原発になるんですよ。
(低濃度ウランも使用できる設計となっています)

 原発でウラン燃料を燃やすと、化学反応によって、
核燃料(燃料棒)の中に、いろいろな元素が混在し
た状態になるんだそうです。(使用済核燃料)
 その燃料棒を再処理して、また使えるウランとか
プルトニウムを取り出すんですよ。
 (日本は再処理のため、フランスへ運んだりして
いますよね)

 そうすると、ウランは原発で再利用できるけれど、
プルトニウムをどうにかしなければならないので、
「さてさて困ったな」ってことになります。

 プルトニウムは自然発火するので、保管がタイヘン。
それに半減期が数万年~数十万年なんですよね。
 (いろいろある同位体によって半減期の長さが
違う。<同位体→簡単にいうと種類>)

 そして、ウランよりも制御が難しいため、今の技術
では原発で使用するとリスクが高くなるんです。
 つうことで、原発で発電すればするほどプルトニウムが
溜まっていくんですよね。

 そいでね。プルトニウムは核爆弾に転用するのが
簡単なんだそうです。
 そのため、プルトニウムを大量に保管(保存)する
ことを、核爆弾保有国以外は認められていません。
 (日本は原発に再利用するということで、特別に
許されています)

 んでね。現在は日本に29トンのプルトニウムが保管
されています。
 先端技術があれば、プルトニウム1~2kgで核爆弾を
製造することができるということです。
 それなりの技術でも10kgぐらいで可能だそうです。
(もちろん、ウランも濃縮して、高濃度にすれば、核爆弾
に利用できます)

 ということは、プルトニウムがの量だけで考えると、
日本は数千発の核爆弾を製造できることになりますよ。
 だもんだから、大間原発を建設・稼働させて、プル
トニウムを使用しないと、プルトニウム保管の正当性が
失われてしまう。ということのようです。
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