やっかんはやっかいもの

　３月　４日

　約款（やっかん）の規定を検討だそうです。

　契約約款って聞いたことがあるというか、身近に
あるんだよね。でも気が付かない人もたくさんいると
思いますね。

　契約書でもないし、誓約書でもない。明確な法的
根拠もない。
　そのくせチョイとしたものを買ったり、サービスを
受けたりするときに、説明書などの最後に小さい字で
書いてありますよね。一般庶民には分からないように
難しい表現でさ。

　旅行代理店とのツアー契約や携帯電話サービスの
申し込み、有線放送や自治体（公共機関）、電気、ガス
水道などのインフラ関係・・・　イッパイありますよね。

　アタイ、こんなようなサービスを受けるときに
「約款を読んで理解して同意してください。」みたいな
記載があるので、契約と同一（拘束力）なんだろうなぁ。
って思っていたんですが、法的根拠がアイマイだったん
ですねぇ。

　ネットで有害サイトや有料サイトにいつの間にか
入っていて、約款に同意したということで、不当な
料金を請求されたりすることが問題になっています
ものね。
　だいたいがあんな約款（同意書）をチャンと読んでいる
人は殆どいないでしょう。

　てなことで、民法を改正して約款規定を盛り込み、
「利用者に過大な不利益となる内容は無効」ってことに
するそうですよ。（その方向でいく）

　逆にいうと、いままでは適当に同意しておいても
万が一のときには「法的な根拠がない」ってことに
できたんですが、改正されたらそういうことはできな
くなるね。です。