たまおのページ

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かようのてれびばんぐみ

2013年03月28日 | Weblog
 3月 28日

 火曜日に放送されたNHK-TVドラマ。

 「ラジオ」(題名)っていう「女川さいがいFM」
を題材にした物語でした。
 臨時災害放送局というのは、何か大きな災害時に、
期限付きで開局が認められるミニ放送局です。
 上から目線ではなく、小さな臨時ラジオ局をメインに
すえた「現場」から震災を振り返る。っていう視線で
作られたドラマでした。
 ってことで、とってもよござんしたね。

 ちょっとして縁で、引きこもりがちだった女子高が
マイクの前に座って、自分の素直な思いを発信する。
 っていうようなストーリーでした。

 復旧・復興、支援、計画など、地方行政や国の政策
など、大局的な話はあまり出てきません。
 女子高生の目を通して、周りの人々、自分の思いや
考え、身近な出来ごとや問題が題材になっていました。

 遠くから見ている人は、被災地、被災者など、一括り
にして話題にするが、実は個人の集まりなんだ。
 「ガレキ」処分が問題になっているが、その中には、
人々の生活、歴史や家族物語が詰まっている。

 ガレキ処理とか処分っていうが、それは人の思いや
暮らしを捨てることになる。今までを無の状態にして
しまう。
 日本人は忘れることによって、過去をリセットする
ことによって自然災害を受け入れて生きてきた。
 とアタイは思うんですが、当事者にとってはそうじゃ
ないんだ。ってことが分かったね。

 女川町の人たちが「生の声」として画面に出てきま
したが、ふんとに身近なことについて話しているのが
印象的でした。(もちろん、何人にもインタビューして
その中から選んだんでしょうがね。ドラマに合う話を)

 ミニFM局は災害時だけじゃなく、あちこちから地域
情報を発信したりしていますよね。
 出力が小さいし、FMしか認められていないので、
ふんとに地域限定の放送局ですよ。
 つうことで、その場所(地域)に行かないと聞けない
んですが、ネットで全国のミニFM局の放送を配信して
いるサイトがあります。(全局じゃないし、全番組じゃ
ないけどね)
 アタイも何度か聞いたことがありますよ。

 被災地とか被災者という言い方しかできない場合も
ありますが、実は個々の集まりである。ってことを
意識しながら言葉を選んでいくことにします。
 
 直接的な義援金や物資の提供(寄付)、現地ボラン
ティアだけじゃなくって、支援方法はいろいろあります
から、自分ができることで協力しましょ。ですよね。
 東北の物産を買ったり、観光に行ったりすることも
リッパな支援ですよ。
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