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へい とす ぴーち

2013年03月22日 | Weblog
 3月 22日

 昔からあって、完全に無くすことは・・・

 「ヘイトスピーチ」が問題になっています。
外国のことかと思っていたら、日本でも最近は
公衆の場で発言されることが増えている。
 たとえばヘイトスピーチ乱発のデモ行進とかね。

 難しい定義のようなものがありますが、簡単に
言うと 差別的発言 ですよね。
 昔から意識するしないにかかわりなく、こういう
ことは子どもから年寄りまで、だれでも(大多数)の
人が言ってきたことで、公けに「ヘイトスピーチ」
が日本では問題にも話題にもなっていませんでした。

 世界で繰り返されてきたことですが、こういう
ことが問題になるっていうのは、不安定な社会が
民衆の心に不安を植え付けたりしたときだね。
 扇動・洗脳ですよ。過去、一番有名なのはドイツの
チョビ髭伍長だよね。

 チョイと前(バブルのころ)は国民の多くが
経済成長の恩恵にあずかって踊って奢っていま
したよね。そういうときにも差別はあったんですが、
それが社会問題(多くの人が気にする)になる
ことはなかったと思います。

 日本だって神代(かみよ)の昔から差別はあった
わけで、江戸時代の士農工商身分制度、その下には
人間の数にいれてもらえない人たちがいたんですよね。

 人種、民族、国籍、宗教・思想、性別、性的指向、
障害、職業、社会的地位・経済レベル、外見などなど。
 とにかく人は自分と比較して、他人を下に見るこ
とで生きていけるんですよ。(よほど達観した人
以外はね)

 明治になって、ある一流の歌舞伎役者が「私も
税金を納める身分になれた。」という有名な発言が
ありますよね。江戸時代の制度では、役者や芸人
などは身分制度外だったので、いくら稼いでいても
税を納めなくてもよかったんです。
 訂正、納めさせてもらえなかったんです。

 差別はまだ残っているし、過去には宗教弾圧
のようなこともあったし、性差別は深く潜行した
ままだし、ネットなどでは自分の主張と違うサイトに
愚劣な書き込みをしたり、炎上させたりね。

 しかしまぁ。ヘイトスピーチのデモをネットなどで
呼び掛けて、それに賛同(面白半分かもしれないけ
れど)して集まる人たちがいることが信じられない
ねぇ。
 たぶん自分も差別されたり、差別されたことがある
人たちなんでしょ。

 言論の自由は憲法で認められている基本的人権では
ありますが、それを乱用することが正しいわけでは
ありませんからね。

 憲法改悪をして「美しい国」(ある宗教指導者が
乱発している言葉)を作りたい。というソーリです
からね。

 ヘイトスピーチは良くない→制限が必要だ→憲法を
改悪して言論の自由を規制しよう→正しい主張も規制
される。 こんな心配は杞憂だといいんですがねぇ。
ですよ。
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