4月 11日
映画を2本観てきました。
1本目は「記者たち・・・」アメリカがイラク侵攻したときの
名目【大量破壊兵器がある】。そのウソを暴いていく。
ジョージ・W・ブッシュが藪の中に隠していたことを探りだす。
(そういえば、ある国の首相も「大量破壊兵器がある」と言って
ブッシュをプッシュししていましたが、あの方は今?)
アタイの評価は60点。不合格です。
たしかに政府のねつ造・情報操作を暴いた。という事実があり、
そのことは評価(ジャーナリスト、報道の自由)できますが、それは
実際の記者や新聞社としてです。
映画作品としては良い出来ではありません。
この映画の中で「大統領の陰謀」というセリフが出てきます。
これはみなさんもご存じの【ウォーターゲート事件】といわれる
ニクソン政権の不法な活動を白日の下にさらしたワシントンポスト紙の
話でした。(こちらの映画は迫真の演技でハラハラドキドキでした)
で、「記者たち・・・」はドキュメンタリーというだけです。事実に
基づいて、3倍速でテープが回る。時間が経過していく。ただそれだけ。
展開にスピード感がある。と言えるが、物語性は無し。わざとそういう
作りにした感じですね。(約90分の作品)
次は「グリーンブック」これも実話を元にした作品です。
アタイの評価は90点。合格です。
この映画、日本で公開されてからケッコー経ちますので、そろそろ
終盤です。
古き良き時代のアメリカ映画が好きな人はお見逃しなく。
(ハッピーエンドです)
まずは横道から。(笑)
「グリーンブック」というのは、黒人が旅をするために必要な
情報を掲載してあるガイド本です。
グリーンという黒人が作ったので「グリーンブック」です。
1964年に公民権法ができるまでは白人とその他の人種は法に
よっても差別されていました。(今でもウラではそんな差別や区別が
残っているようですね)
で、映画のこと。
黒人のピアニスト(東部の上流階級や知識人の間ではチョー
有名・人気のピアニスト)と白人ではあるがイタリア系(アングロ
サクソンではない)のボディガードが南部へ演奏旅行にでかける。
アタイもアメリカ南部に行ったことは無いんですが、黒人が
どんな扱いを受けるのか。耳学問では知っています。
60年前のそこへわざわざ演奏旅行に行こう。っていうことから
して無謀ですよね。(そのことに意味がある。ということがだんだん
分かってくる)
黒人であっても高学歴で育ちの良い天才的なピアニストと、粗野で
低所得者の白人。このアンバランス。道徳観の違い。
優雅で自尊心が高く。他人の不正も許せない黒人。
生活臭がプンプン、自分が中心(自分のことしか考えない興味も
ない)で、それを外聞もなくダダ漏れさせているラテン系。
いくつものエピソードがありましたが、いつもながらにナイショ。
アタイとしてはイタリア系の晩年が気になりました。多少は良い人
(家族や仲間の中では良い人でしたが、世間的には悪い人)になった
のか? です。(^_^)/
映画を2本観てきました。
1本目は「記者たち・・・」アメリカがイラク侵攻したときの
名目【大量破壊兵器がある】。そのウソを暴いていく。
ジョージ・W・ブッシュが藪の中に隠していたことを探りだす。
(そういえば、ある国の首相も「大量破壊兵器がある」と言って
ブッシュをプッシュししていましたが、あの方は今?)
アタイの評価は60点。不合格です。
たしかに政府のねつ造・情報操作を暴いた。という事実があり、
そのことは評価(ジャーナリスト、報道の自由)できますが、それは
実際の記者や新聞社としてです。
映画作品としては良い出来ではありません。
この映画の中で「大統領の陰謀」というセリフが出てきます。
これはみなさんもご存じの【ウォーターゲート事件】といわれる
ニクソン政権の不法な活動を白日の下にさらしたワシントンポスト紙の
話でした。(こちらの映画は迫真の演技でハラハラドキドキでした)
で、「記者たち・・・」はドキュメンタリーというだけです。事実に
基づいて、3倍速でテープが回る。時間が経過していく。ただそれだけ。
展開にスピード感がある。と言えるが、物語性は無し。わざとそういう
作りにした感じですね。(約90分の作品)
次は「グリーンブック」これも実話を元にした作品です。
アタイの評価は90点。合格です。
この映画、日本で公開されてからケッコー経ちますので、そろそろ
終盤です。
古き良き時代のアメリカ映画が好きな人はお見逃しなく。
(ハッピーエンドです)
まずは横道から。(笑)
「グリーンブック」というのは、黒人が旅をするために必要な
情報を掲載してあるガイド本です。
グリーンという黒人が作ったので「グリーンブック」です。
1964年に公民権法ができるまでは白人とその他の人種は法に
よっても差別されていました。(今でもウラではそんな差別や区別が
残っているようですね)
で、映画のこと。
黒人のピアニスト(東部の上流階級や知識人の間ではチョー
有名・人気のピアニスト)と白人ではあるがイタリア系(アングロ
サクソンではない)のボディガードが南部へ演奏旅行にでかける。
アタイもアメリカ南部に行ったことは無いんですが、黒人が
どんな扱いを受けるのか。耳学問では知っています。
60年前のそこへわざわざ演奏旅行に行こう。っていうことから
して無謀ですよね。(そのことに意味がある。ということがだんだん
分かってくる)
黒人であっても高学歴で育ちの良い天才的なピアニストと、粗野で
低所得者の白人。このアンバランス。道徳観の違い。
優雅で自尊心が高く。他人の不正も許せない黒人。
生活臭がプンプン、自分が中心(自分のことしか考えない興味も
ない)で、それを外聞もなくダダ漏れさせているラテン系。
いくつものエピソードがありましたが、いつもながらにナイショ。
アタイとしてはイタリア系の晩年が気になりました。多少は良い人
(家族や仲間の中では良い人でしたが、世間的には悪い人)になった
のか? です。(^_^)/