はっそうがちがう

　１１月　９日

　発想が違う人。

　フードバンクボランティア仲間のねこさんは他の人が考えないようなことを

思いつくんです。

　ラベルが貼ってない缶詰が送られてきて、それを見たねこさんが「この缶詰

には何が入っているかわからないけれど、念力をかけると自分が欲しい物に

することができるんだよ。たまおさんは何がいい？」

　「アタイは小豆のあんこだなぁ」

　「ボクはダイヤモンド」と、ねこさん。

　なるほどぉ。食品の缶詰だから、常人は食べる物を思い浮かべるんだけど、

そういう発想は捨てなきゃいけないわけだぁ。

　「小豆といえばさ。お汁粉の缶詰というか飲料があるでしょ。あの中には

餅が入ってないんだよなぁ。お汁粉には餅が欲しいよ」と、ねこさん。

　「餅を入れるにはプルトップの口を大きくしないとダメだし、子どもや

高齢者は餅を喉に詰まらせるんじゃないの？」と、アタイ。

　「あんこは小豆だけ？」

　「違う豆のもあるけど、あんこといえば小豆だね」

　「ボクは粒あんが好きだなぁ」

　「アタイも粒あん」（その場にいた５人全員が粒あん好きでした）

　

　「小豆を口に入れて出したら大豆になっているといいね」と、ねこさん。
　「そりゃいいねぇ。」と、アタイ。

　「そのまま納豆になったりすることもある」と、ねこさん。

　「枝豆に なったりするかも？」と、スタッフのアレックス。

　しばらくしたとき、椎茸のお吸い物を持ってねこさん「シイタケはなんで

吸い物だけなんだろうね。吸い物があるなら吐き物がなきゃ。吸うだけじゃ

息が続かないもの」

　「吐いたら生椎茸になる？」と、アタイ。

　「みなさぁん。２人の会話が聞こえているとは思いますが、相手にしない

ようにしてくださぁい」と、アレックス。(笑)

　そうそう。最近はラベルが無かったり、包装が簡易になっている商品が

増えてきました。（資源の節約やコスト削減だね）

　例えば６本セットのペットボトルだと、６本をまとめて（止めて）ある

紙に、成分や会社名などの表示がされていて、ボトルごとにはラベルがあり

ません。初めに書いた缶詰もそういう商品でした。

　

　アタイは人と違った発想をする能力は低いねぇ。連想は得意です。(^^)/