12月 3日
「はんかくさいんでないかい」
北海道だけではなくって、東北から北陸あたりでもつかわれているそうです
が、北海道での使い方としては「ばからしい、愚か、非常識」などの意味が
あるそうです。
我が家のご主人は北海道育ちなんですが、あまり使わないですね。義母は
使っていたような?
この言葉、アタイは割と好きですよ。バカと決めつけていないニュアンスが
ありますね。標準語にすると「ばかじゃないの?なに考えているのよそんなこ
として」ぐらいじゃないかなぁ? 軽く言うときから厳しく伝えるときまで
幅広い場面で使えますね。
「あんぽんたん」もいいねぇ。これもバカってことですが、柔らかく感じ
ます。山形県や九州で使われているんだそうですが、京都から同じ(言葉が
同心円状に広がっていった)ように伝わったんでしょね。アタイの田舎でも
使っていましたね。
宮城は「ほんでなす」北陸や山陰は「だら」関西や四国は「あほ」沖縄は
「ふらー」などなど。
方言が見直されていますが、他にも地方ごとに特色のある言葉が残っている
んじゃないでしょか。
明治時代に富国強兵ということで、言葉を統一することになって、方言を
話すことを禁止したりしましたが、それでもなくなりませんでしたね。(とは
いっても、地方のことばを完全に話すことが出来る人は殆どいないんじゃない
でしょかね? 沖縄とかアイヌとか、先住民のことばを聴いて理解はできても
しゃべることができない人が多くなっていますからね。
共通語があると便利ではありますが、それだけじゃぁねぇ。地方ごとに
特色のある言葉は残っていくといいね。(^^)/