12月 13日
山荘の冬じまいでした。その3
昨日からのつづき。蕎麦屋さんでお腹を膨らませて店を出たところから。
さぁて、道の駅でお土産でも買って帰るかぁ。
「わたしはいつものくるみおはぎ買う」と、としこちゃん。
道の駅に行ったら、なっなんと売店は臨時休業!ざんねぇん。
気を取り直して道の駅を出発。車内では山荘の運営について話し合い。
「定款によって収益事業はできないことになっているけど、利益が出なけ
ればいいわけで、都立高校や長野県の高校に声かけして、山荘利用をお願い
してみよう」「塩漬けみたいな定期預金があるから、それをもっと高率な運用
をしよう」「セミナーじゃないけれど、山荘でイベントを開いて、生徒を集め
よう」などなど。
「今週、同窓会の人と意見交換をするから、そのときにも話し合おう」
車内ではこんな話もでました。
「危険なことに直面すると、景色がスローモーションになるんだよな。走馬
灯にはならないけど」と、はらちゃん。
「ホントぉ?」
「アタイもなったことがある」
「もう何年も前だけど、車でスキーに行くとき、路地から車が飛び出して
きて、前を走っていた車が路地からの車とぶつかったから、オレは避けようと
してハンドルを右に切ったら対向車のトラックと衝突したんだよ。そのとき
『あーっ、ぶつかるぅトラックがぁ』と、スローモーションで見えたんだよ。
ほんの1~2秒のはずなのにとっても長く感じた」
「そんなことがあるのねぇ。なんだか怖いわぁ」
「おれ、スキーで転倒して首を折っただろ。そのときはスローモーションに
ならなかったぞ」と、ひろし。
「たぶんすぐに気絶したから記憶が無いんだよ。おれの車はトラックに衝突
したけど、壊れたのは車だけで、オレは大丈夫だったから」
「なるほどぉ」
「アタイもスキーの話なんだけど、気持ちよくシュプールを描いて滑って
いたんだよね。左右のストックを使いながら。そしたら右のストックを突いた
とき、たまたま雪じゃなくって氷になっているところにストックを突いたので
ストックがカーンという感じで跳ね返ってきて、ストックのグリップがスロー
モーションで目に向かってくるのが見えて、ゆっくりと顔を避けたはずなのに
ストックが顔を擦るようにして過ぎ去っていったんだよ」
「顔をよけたのって、本当はものすごく早かったんでしょうね」
「山荘に伐採した丸太があるよね。あれでキャンプファイヤーすればいいん
じゃない?」
「そうだね。生徒も喜ぶよね」
「「あの丸太はカラマツなんだって。そいでカラマツは『燃やすと爆ぜる』
と工事業者の人が言ってた」
「そうなんだ。爆ぜるとアブナイからダメか」
「火の粉が飛んでいくから火事の危険もあるね」
「サツマイモの焼き芋を作る」と、ひろし。
「焚火? 風呂焚き?」
「焚火だよ。田舎の家、庭の木の落ち葉や枯れ枝を集めて焚火をする。それ
で、熾火で焼き芋をつくる」
「そういえば、昔はオレも薪で風呂を焚いてた」と、はらちゃん。
「アタイも子どものころは五右衛門風呂だったから、時々は熾きで焼き芋を
作った」
そんな話をしていて、トイレ休憩でSAへ。
売店をのぞいたら、信玄餅がありました。信玄餅と呼べるのはコレだけ。
という店の信玄餅。アタイ、食べたことがなかったので、買って帰りました。


アッチの信玄餅と比べると、
餅が小さくて少し硬めでしたね。
駅で2人を下ろし、としこちゃんを家まで送ってから無事に帰宅しました。
(^^)/