12月 29日
これで商売になるのか? っていうような居酒屋に入りました。その4
昨日からのつづき。ヘンな居酒屋でのこと。
「刺身はなにがあるの?」(〇〇の刺身、とは書いてない。壁の品書きには
単に刺身と書いてある)
大将が調理している人に向かって「おーい、見せてやんなよ。刺身にする魚を」
調理人がわりと大き目の魚の尾を持って、アタイたちに見せてくれました。
「コレはマルアジだよ。旨いよ」
「じゃ、それにする」
「あのさぁ。刺身は時価でしょ。いくらぐらいかしら?」と、マダム。
「ケチくさいことを言うんじゃねぇよ。5万も6万もしねぇよ。たかが
鯵1匹だぜぇ」と、大将。

これがマルアジ1匹の刺身
4人で丁度よい量でした
くるみちゃん。サワーを2杯飲んだら。「ここのサワーは美味しいわぁ。
絶妙なバランスと味加減」
「大将のマスク無しのことは?」
「気にならなくなった」(笑)
会社帰りなのか?男女2人が店に入ってきました。
タバコを口に銜えた大将が振り向いて「いらっしゃい」
「あのーっここは禁煙ですか?」
「なんだって? あぁーっ、ここは喫煙だよ。タバコは吸えるよ」
「禁煙じゃないなら帰ります」
2人が店を出てから
「バカやろーこんな店が禁煙のわけねーだろー」と、大将。
「壁には禁煙のマークが貼ってあるわよ」と、マダム。
「それは飾りだよ世間体。オレが吸ってるんだから、禁煙のわけねーじゃ
ねーか。客が禁煙しても文句はいわねーけど、コッチが吸うのには文句を言わ
せねーよ」
「私たち以外にもお客さんもいるけど、タバコを吸っているのは大将だけ
ね」と、マダム。
「最近の客はタバコも吸わねーのが増えてるよな。その分はオレが吸って
やってるんだよ」
「吸ってくれなくてもいいとおもうけど」と、マダム。
「私の知り合いが無痛分娩で産む。っていってるんだけど、どう思う?」と
くるみちゃん。
「ウチのお嫁さん、初めは自然分娩にしたんだけど、途中で無痛分娩にした
みたい」と、マダム。
「痛くなくても子どもがカワイイのは同じだよ」と、イノさん。
「無痛分娩にもリスクがあるから、よく考えて。だね」と、アタイ。
てな話をしながらグラスを傾けていきました。
というところで明日へつづく。(^^)/