4月 27日
初めての〇〇シリーズ。
初めてのバイト。その1
とはいっても親の手伝いです。親は住宅などの基礎造りの工事をしていまし
た。コンクリートで家の土台を造る。
アタイが小学2年生ぐらいまではフントに貧しい生活でしたが、だんだんと
景気が良くなってきて、そのうち親の仕事が増えてさばき切れないこともある
ようになってきたんですよ。そういうときは臨時で人を雇ったり、同業者に
仕事を回したりしていたんですが、それでも人が足らないとき、学校が休みに
なると手伝わされました。(嫌々でしたよ。子どもとしては汚れる仕事は恥ず
かしいですからね。あのころは土方仕事といわれていましたね。今はガテン系
などといわれていますが、まぁ3Kの力仕事)
で、手伝ってもそれほど役には立たないんだけど、猫の手も借りたいような
状態だったんでしょ。小遣いとして3000円くれましよ。ん十年前ですが、
小学生で3000円は多かったと思いますね。
タケちゃんのオヤジはペンキ屋で、タケちゃんも手伝いをさせられたと自伝
に書いていますが、まぁ同じようなもので、同級生の家で仕事をするときは
特にイヤでしたね。
当然ですが、屋外での仕事なので、夏は暑いし冬は寒い。手に豆はできるし
肌は灼ける(冬でも焼ける)。冬に汗をかいてそれが冷えると寒いんですよ。
使い捨てカイロみたいなものは無かったし。
そうそう。アタイは親の手伝い以外のバイトをしたことがありませんでした。
親が禁止していましたね。兄もバイトはしていませんね。昔気質をいうか、
貧しくても子どもを働かせることはしない。だったんでしょうかねぇ?
で、我が家の愚息が大学生のころ。夏休みなのに家でゴロゴロしているから
「バイトでもすれば?」
追い出すようにバイトをさせたんですが、1週間ぐらいで首を切られてまし
たね。(笑)
アタイ、就職して入った会社が割の良いバイトみたいなもの。そんな感覚で
働いていましたよ。(^^)/