たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

せいねんこーけん

2023年05月27日 | Weblog
 5月 27日

 成年後見人。(面倒なので、この記事の中では後見人とします)

 こないだTV番組でこの制度の歪というか悪用というか、とにかく本人や
家族の意向とは違うことを後見人がすることがある。てな番組内容でした。
 アタイもこの制度があることは知っていたんですが、その裏でこんなことが
行われているんだぁ。って、番組を観て仰天でしたよ。

 後見人は家庭裁判所が、「本人にとって、最も適任な人を選任する」という
ことで決めるんですが、TV番組に出てきたのは、とてもそうは思えないような
弁護士でしたよ。
・報酬だけを受け取って、後見人としての仕事は実質は何もしていない。
 →後見された人と面会(面談)が5分だけ。数年間で数回しか会っていない
・後見されている人にはそれなりの預貯金があるのに不動産を売却する。
 →売却益に対しての報酬が後見人に入る
・後見されている人のことを、アタイでも使わないような表現でいう。
 →番組内で録音を流していましたが、もう人として見ていない暴言でした

 でね。後見人がこんなヒドイ人ばかりではないと思うんですが、家庭裁判所
が後見人を決めてしまうと、不服申し立てができないんです。
 どんな人が後見人になっても家族は受け入れるしかない。そして、なにか
トラブルがあっても、相談や苦情を申し込む国の機関はありません。ほぼ泣き
寝入り状態になるわけで、後見人がやりたい放題。(民間には相談を受けて
いる団体があるようですが、公的機関ではないので、どの程度対応してくれる
のかは?)

 もう一つ問題があるようです。それはね。
 後見人は家庭裁判所や監督人(後見人の職務を監督する)が、報告書類など
で監督するんですが、それぞれが裏で繋がっているんじゃないか?と番組では
疑っていましたよ。
 なにしろ裁判官も弁護士も司法試験に合格して司法修習を受けるわけです。
先輩後輩・同期など、どこかで関係ができている可能性があるもんねぇ。

 成年後見人。選任しなきゃいけないときは慎重に。だね。(^^)/
コメント