5月 23日
アレよ。あぁアレね。
ボランティアメンバーもこのところ固定されてきて、こないだは「えーと、
アレはどこにあるかしら?」と、えっちゃん。
「あぁ、あれならあそこにあるよ」と、イノさん。
「ちょいとぉ。それで通じるのぉ?」と、アタイが横から口をはさむ。
「なんだか最近は あれそれで通じるようになったわよね」
「もう品物の名前が出てこないし、名前を言わなくてもアレで十分」(笑)
ともこちゃんがハンカチで胸元を拭いていたんです。
「どしたの?」と、アタイ。
「水を飲もうとして、ガバッとやったらむせてしまって、口の端っこからダラリ
と零れたのよ」
「加齢だよぉ。年取って誤飲したんだよ。嚥下できない」
アッチもコッチも年寄りが増えた。(笑)
「CEOのお別れパーティに出席する?」
「実際はそうかもしれないけれど、名目はボランティア・パーティよね」
「メールで参加申し込みが届いて登録したんだけど、登録完了メールが
戻ってこないわ」
「アタイも申し込むをやってみたけど、やっぱ完了メールは来ないよ」
「私のところにはそんなメールはきていないわよ」
「ボランティアの人数が多いから、順番でそのうち送られてくるわよ」
で、昼休憩。
中華屋さんで食べながらの会話。
「たまおさんと益子陶器市に行ってきたの」と、くるみちゃん。
「オレも行きたいと思っているんだよ。アレ用の茶わんを買いたい」と、
イノさん。
「もしかして抹茶用の茶わんのこと?」と、くるみちゃん。
「よく分かったねぇ。そうそう抹茶」と、イノさん。
「さすがに大学院を出ている人は違うねぇ。アレの茶わんで何のことかが
わかる」と、アタイ。(笑)
「抹茶の茶わん。表と裏があるのよ」と、くるみちゃん。
「だから茶わんをグルグルまわして見るんだね」と、イノさん。
「表と裏。茶わんに書いておけば、ドッチが表なのかわかるよね」と、アタ
イ。
「お客さんのほうに向いているのが表よ。洋食器だって客のほうに向けて
置くでしょ」と、くるみちゃん。
「なるほどぉ。ということはグルグル回しながら自分のほうに向いていた
のが茶わんのどこだったのかを覚えておくわけだ」と、イノさん。
抹茶茶わんに景色があるのは知っていたけど、正面と裏もあったとは。(^^)/