たまおのページ

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しこくたびご

2023年06月02日 | Weblog
 6月 2日

 四国旅でした。その5

 3日目。5時ごろに起き出しました。外が薄っすらと明るくなってくると、
目が覚めるんですよ。食事とトイレをすませて出発。最近の道の駅はトイレが
キレイだし、高機能な便器ですよね。

 道の駅から札所15番国分寺へ。ご存知の方が多いでしょうが、国分寺と
いうのは、聖武天皇が建立を命じて日本各地に造らせた寺です。ということで
日本各地に国分寺という地名や寺が残っています。

 で、こんなところに国分寺があるのか?みたいな細い道をクネクネと走り、
なんとか到着。15番札所国分寺(後から再建された国分寺です。聖武天皇の
国分寺はもっと寺域が広かったんでしょね)


       山門

 秩父札所よりも大きな寺が多かった。でも、どこにでもあるような寺が殆ど
でしたね。まだ朝が早かったので、見かけたお遍路さんは数人だけでした。
 続いて16番観音寺、17番井戸寺へ。井戸寺は薬師如来が本尊です。割と
大きな寺でした。大師が掘った伝説の井戸があり、覗き込んで自分の姿がうつ
れば無病息災 。だそうです。

 寺から阿波木偶人形会館へ。会館というほど大きな建物じゃなくって、すぐ
近くに徳島県立阿波十郎兵衛屋敷があり、ソッチが目立つ。車がやっと通れる
路地を入ると木偶人形会館がある。



    会館の入口

 朝一番ということもあり、客はアタイだけ。入口は自動ドアなんだけど、
なぜか動きが遅い。ウィーンと開くのではなくウィウィッウ~ンでした。
 「ごめんなさいね。動きが悪くて」と、受付のおばちゃん。
 そこでアタイもスローモーションみたいにして中に入る。
 「お客さんは普通に動いていいんですよ」(笑)

 アタイから5分後に徳島県内に住んでいるというご夫婦が入ってきました。
3人になったので木偶人形の人形師(本当に作っている人)が、木偶人形の
歴史の説明や人形の頭の制作行程の説明とからくりの仕掛けを解説してくれ
ました。

 これが面白かったんです。毎日のように話をしているからでしょうが、よど
みもなく手際よく頭の操作と説明をしてくれましたよ。3人ですから一番前の
席でかぶりつきで聴きました。(笑)


 大首(酒呑童子)
 酒を飲むと鬼になる




          娘が鬼にぃ


           切られたぁ!

 人形の頭、桐材を削って薄くして作るんだそうです。(板を張り合わせたり
していない)削った隙間に仕掛けを入れて、顔には胡粉を塗り何度も磨いて
いく。そういう工程を人形師1人が全ておこなうんだそうです。(ここの工房
ではそうしている。1人前になるには30年かかるんだって)

 というところで明日へつづく。(^^)/
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