6月 15日
林業ボランティアに行きました。
アタイが参加しているフードバンクの制度改革がいろいろあって、その中の
1つとして、食料配布日が週1日減った(ボランティア募集もなくなった)
ので、その日がヒマになったアタイ、なにか別のボランティアはないかなぁ?
って探したんです。キッズカフェとか猫の保護活動とか高齢者などの生活補助
などがあったんですが、なにげにラジオを聴いていたら「林業従事者が激減し
ている」とコメンテーターが言ってたんです。
そうかぁ林業もいいなぁ。って。
調べてみたら、ボランティアには危険な作業はさせないみたいだし、山の
空気はキレイだろうし、やってみるか。
と、メンバー登録したのが5月でしたが、こちらの予定もあるので、参加
したのは今月から。
用意するものもたくさんあるんですよ。それらをワークマンで買うことに
して行ってみました。作業服、革手袋、作業靴。そしたらぁ指定された靴が
無いんです。それはスパイク付の靴か地下足袋なんですよ。(笑)
そのへんの店には売っていません。専門の店まで行くか、ネットで買うしか
ない。ということで、靴はネットで購入。
そいで参加の当日。荷物が多いので車でした。集合時間に遅れないように
早めに自宅を出て、30分前に到着。(時間的には丁度良かったんですが、
多くの人がすでに集まっていました)
作業開始前にミーティングがあり、作業の注意事項などが周知されました。
それから班分け。初参加はアタイ以外にもう1人。この2人が一緒の班になり
ました。さて、出発。だったんですがぁ。アタイ、靴が履けなくてモタモタ。
家でも練習しておいたんですがねぇ。
なんとかアタイも作業車に乗り込んで移動。15分ほどで作業現場近くの
駐車場へ到着。全員でラジオ体操。
作業道具を受け取りました。(長い柄の先に刃が付いている鎌、ノコギリ、
剪定ハサミ)
ヘルメットにスパイク靴、腰にはノコとハサミ、手には鎌、背中に昼食と
水が入っているリュックを背負って山の中へ。
初めは簡単な道が作ってありましたが、すぐに道なき道、地面が湿気って
いるので、ツルツル滑るんですよ。慣れないアタイは何度か膝をついてしまい
ました。
この日の作業は下草刈りと枝切り。まずは指導員が見本を見せてくれました
カヤとか野ばらに山椒などの小さな木も生えているので、それを刈って日当た
りを良くするんだね。
足元がキレイになったところで杉の枝切り。杉といえば20mも30mも
高さがあるような太くて高い木に登り枝をはらっているのが頭に浮かぶかも
しれませんが、そうではなくって、まだ5mぐらいの木です。太さとしては
10~15cmぐらいです。地面から2m弱までの枝を切るんです。(指導し
てくれた人の話だと、植林してから12年だそうです)
下草刈り(鎌の使い方)や枝切りにもやり方があって、細かな指導や注意が
入りました。
作業時間は思ったよりも短かかったですね。実質作業は10時~12時、
午後は13時~14時半でした。(途中で飲水休憩もある)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1f/39dcc521f4cfef6c2d000c8b38b30675.jpg)
昼休憩。風の音と鳥の鳴き声だけが
聴こえてきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ae/4651f7a67ebf66aa786ff4f5bed8fe2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/1a/850c88b446a48d51b49296d8a7ff61c6.jpg)
右側の木を拡大
枝が切り残してあります
これ、わざとです。鹿が杉の木の皮を食べたり体やツノを擦りつけて、杉に
キズが付くのを防ぐため、もっと若いときに残しておいた名残だそうです。
このぐらいまで成長すれば必要無いんだって。
アタイが作業したところにも、シカのフンがたくさん落ちてました。
もう1人いた今回初めての参加者、新潟県のとある限界集落でボランティア
活動をしているそうです。
古民家再生の手伝い(アタイも観たことがあるんですが、NHKの番組で取り
上げられていました)、田畑などの雑草刈り、雪の排除など、作業は多岐に
わたるそうです。
アタイ、体幹が弱くなっている。バランス感覚が鈍っている。足元に注意
して作業していましたが、足を滑らせたり尻もちをついたりしましたね。
足腰を鍛えるにはピッタリの林業ボランティアです。
しかしまぁ。やっぱ初めてだから疲れましたぁ。(^^)/