たまおのページ

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あたりや

2023年12月27日 | Weblog
 12月 27日

 当たり屋。

 今もいるんでしょうか? 白髭橋の近くあった職場で働いていたときのこと
ですが、もうン十年前の話になります。会社には管轄の警察署から交通安全
指導として警官がやってきました。

 「ここは山谷のドヤ街に近いので、当たり屋に注意してください。道路に
飛び出してきたり、路肩に寝ている人を車で撥ねても、その場に停車しないで
下さい、そのまま走り、警察に出頭して下さい」
 日本でもあそこだけだったでしょうね。ひき逃げが許される場所。
 (山谷ドヤ街が分からない人はネットで検索するか、アタイまで)

 で、今回の当たり屋の話は林業ボランティアでの会話。
 事務局のKさんが体を少し斜めにしながら歩いていたんです。
 「どうしたんですか?」
 「信号無視してきた自転車にぶつかられて肋骨が折れたんですよ」
 「それって、当たり屋をしたんですか?」
 「えっ、オレが当たり屋?」
 「そうそう。Kさんが当たり屋で自転車にぶつかった。いくら取ったの?」
 「んなわけないでしょ。金なんかもらわないよ」

 そんな話をしているときボランティア仲間のみちこさんがやってきました。
 「なんの話をしているのぉ?」
 「Kさんが当たり屋をして肋骨が折れたんだけど、相手から金を取ることが
できなかったんだって」
 「Kさん、副業で当たり屋をやっているんだぁ」
 「やってませんから!」
 「相手の人はケガしたのかしら?」
 「相手は被害なしですよ。『大丈夫ですか?』とは訊かれたけど、そのまま
走っていきましたよ」
 「ははぁなるほど、相手が美人さんだったから、鼻の下を伸ばして笑って
見送ったあとで横っ腹が痛いのに気が付いたんでしょ」
 「はいはい、そういうことにしておきます。たまおさんの言う通り」

 ここで教訓ですよね。交通事故だけじゃないけれど、なにかあったときには
その場で安易に済ませたりしない。ですね。Kさんも時間が経ってから痛く
なってきたんでしょね。

 白髭橋近くを通るたびに、あのころのことをいろいろ思い出しますね。
当たり屋にぶつかったことはなかったけど、とにかく面白いことがいっぱい。
どんなことか? 知りたい人はアタイに直接ね。(^^)/
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