たまおのページ

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きのぼりなれてきた

2023年12月18日 | Weblog
 12月 18日

 木登りにも少し慣れてきた。

 林業ボランティア、冬は高い木の枝落とし作業です。こないだは雨の予報で
したが「雨が降ったとしても小雨程度でしょうから作業をしましょう」と、
指導員の合議結果となりました。

 現場に着いたときには雲が薄くなって、日の光を感じることができました。
 「よかったねぇ。陽が出てきたよ」
 「これなら雨にはならないね」

 作業開始。まずは安全ロープと登降機の点検からです。10mぐらいまでは
登りますから、まずは器具・用具の点検が大切です。
 「登降機のゴムを外したら、すぐにリュックに入れてファスナーを閉めて
保管してください」と、指導員。
 登降機には滑り止めと緩衝を兼ねたゴム部品が付いているんですが、足が
大きい人はゴムを付けたままだと登降機のステップ部分に足が入らないんで
すよ。(アタイ、足は大きくないけれど、甲高なのでゴムを外さないと足が
固定できない)

 「今月になってからでも、ゴムを失くした人が3人いました」と、指導員。
 「そんなにいるんですかぁ」
 「なにげにポンと置いてしまって、どこに置いたのか分からなくなってしま
うんです。ゴムが黒いから見つからない」
 なぁる。切り落とした杉の枝が地面を覆っているので、その隙間に入ったり
したらまず見つからないね。(登降機の部品ですから、すぐに調達はできな
いし、ゴムといってもそれなりの値段なんでしょね)

 作業開始。登降機に足を入れて登ろうとしたんだけど、部品の動きが悪くて
木に巻き付けているチェーン(自転車のチェーンと同じようなものを木に回し
つけて滑り止めにしながら登ったり降りたりする)の動きが悪いんです。
 指導員にも見てもらったんだけど直らなくて、登降機を交換しました。

 やっと木に登ることができて枝の切り落とし作業開始。
 「たまおさぁん。体の位置を変えて、適正な体勢で枝切りしてくださぁい」
と、地面にいる指導員。
 アタイが手抜きして、体の向きを変えないで無理な体勢で切っているのを
ちゃんと見てる。(笑)

 こないだの作業のときは、木の上にいくほど横に揺れてしまいましたが、
今回は体の動作を小さくしたりして、あまり揺れないように考えて作業しま
した。(揺れても怖くはないけれど、船酔いみたいになる)

 「500円玉ぐらいの大きさの枝は枝座を残してください」(枝座というのは
杉の枝の根元にある膨らみです。小さな枝は枝座も切り取るんですが、大きな
枝だと幹のキズあとが大きくなってしまう)と、指導員。

 そのとき地上に事務局の人がいたので、その人に向かって「500円玉をくだ
さい。枝の大きさと比べますから」と、冗談でアタイ。
 「貸してもいいけど、下りてきてくださぁい」と、事務局の人。

 それから5分後「親指より大きい枝は2段切りにしてください」と、指導員
(太い枝を根元から切ると、切り落とすとき枝の重さで木の皮がベロンとなる
ことがあるので、根元から20cmぐらいのところで枝を切り落としておく)
 そこでアタイが事務局の人に「今度は親指を貸してくださぁい」
 「指は貸せない。自分のでやってぇ」(笑)

 この日の枝落とし、アタイは杉2本と半分でした。(ベテランの人だと5本
ぐらいはできる)
 暗かった杉林が、枝を落としたところは明るくなりました。(^^)/
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