日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

梅の実

2006年06月03日 | インポート
我が家には、千鳥川沿いの敷地に一本の梅の木がある。

昨年は十数個の実しかつけなかったが、今年はたくさんの実が生っていた。
この前の日曜日に千切ってみたら、一升マスに4杯と少し、重さにして4.4kgの収穫があった。

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言うのだと妻が言っていたので、昨年は思い切って、梅の木が丸坊主になるぐらいまで枝を切っておいた。

そのせいかどうかは分からないが、今年はたくさんの実をつけてくれた。

例年は、梅干用に妻の実家から梅をもらって漬けていたが、今年は自分の家の梅で梅干を漬ける事が出来る。

梅干を漬けると言っても、その作業は全て妻の仕事だが。

収穫した梅を水洗いして、その後、塩漬けにするという。
我が家では、梅1kgに対して塩150gの割合の、少し塩分控えめで塩漬けにするという。
その後、「三日三晩の土用干し」と言う工程になり、そのあと漬け込むのだそうだ。

また来年もたくさんの実が生るようにと、梅の実の収穫後に梅の木を丸坊主にしたが、果たして来年はどのくらいの実をつけてくれるのやら。

何の手入れもしなくとも、土と水と太陽という自然のおかげで収穫物を得る事が出来る。
ありがたいことだと思う。

大自然に感謝。


豊田かずき