低解像度画像から高精細な画像を推定することを超解像、あるいはsuper resolutionと呼ぶのだそうだ。
撮影に使用したデジタルカメラそのものの能力に起因するスッキリしない画像を、もう少し鮮明な画像として見る事が出来たら良いのにと思う事がよくある。
そのような思いを、ある程度までは満たしてくれるフリーウェアの紹介が、日本測量協会が発行している機関紙「測量」の6月号に出ていた。
以下は、その紹介文からの抜粋。
超解像の手法は多様であり、現在もなお、研究が続けられている。
最近のデジタルカメラでは、超解像の技術を組み込んで、撮影した時点で、高画質化するものも現れている。
低分解能の動画像、あるいは連続した静止画像から、より高分解能な静止画像や、より高品位の静止画像を作成するフリーウェアがQE SuperResolutionである。
本フリーウェアでは、超解像手法はブラックボックスであるが、非常に簡便に、高分解能画像を得ることができる。
例えば、動画像を読み込み、高分解能化あるいは高品位化したいフレームを選択し、後は準備されている解像度から好みのものを選択するだけである。
準備されている解像度としては、電子メール添付に適した分解能、印刷に適した分解能(最も高分解能)、入力画像と同じ分解能(高品位化)、2倍の分解能の4種があり、画素数は自動的に計算される。
対応しているフォーマットは、動画像としてはAVI、静止画像としてはBMP、JPEGとなっている。
超解像は、基本的には、連続するフレーム画像の情報を用い、増加させる画像の情報を補間する操作である。
入力画像と出力画像の関係をいかに構築するかが、研究の焦点となっている。
分解能が向上した事の効果はわかりやすいが、画質の向上の評価に関しては、様々なものがあるため、注意が必要である。
今後、物理的な画素数の増加だけではなく解像度を向上させる可能性が高まり、様々な場面において高精細画像と触れる機会が増えることが期待される。
(東京大学 布施孝志)
以上、「測量」6月号より抜粋。
フリーウェアQE SuperResolution
(http://www.qelabs.com/sr/index.asp)
ここをクリックすれば、フリーウェアQE SuperResolutionのページが開ける。(英語表記)
まだ使ってみてはいないが、是非とも試してみようと思っている。
一昔前までは夢だったような事が、科学技術の急激な進展と電子機器の低価格化等で、個人の部屋の中のパソコンでも実現する事が可能になってきた。
頭の中の容量が少ないので、新しいものの存在を、自身の頭の記憶の引き出しに整理して格納する事すら難しい時代に生きている。
豊田かずき
撮影に使用したデジタルカメラそのものの能力に起因するスッキリしない画像を、もう少し鮮明な画像として見る事が出来たら良いのにと思う事がよくある。
そのような思いを、ある程度までは満たしてくれるフリーウェアの紹介が、日本測量協会が発行している機関紙「測量」の6月号に出ていた。
以下は、その紹介文からの抜粋。
超解像の手法は多様であり、現在もなお、研究が続けられている。
最近のデジタルカメラでは、超解像の技術を組み込んで、撮影した時点で、高画質化するものも現れている。
低分解能の動画像、あるいは連続した静止画像から、より高分解能な静止画像や、より高品位の静止画像を作成するフリーウェアがQE SuperResolutionである。
本フリーウェアでは、超解像手法はブラックボックスであるが、非常に簡便に、高分解能画像を得ることができる。
例えば、動画像を読み込み、高分解能化あるいは高品位化したいフレームを選択し、後は準備されている解像度から好みのものを選択するだけである。
準備されている解像度としては、電子メール添付に適した分解能、印刷に適した分解能(最も高分解能)、入力画像と同じ分解能(高品位化)、2倍の分解能の4種があり、画素数は自動的に計算される。
対応しているフォーマットは、動画像としてはAVI、静止画像としてはBMP、JPEGとなっている。
超解像は、基本的には、連続するフレーム画像の情報を用い、増加させる画像の情報を補間する操作である。
入力画像と出力画像の関係をいかに構築するかが、研究の焦点となっている。
分解能が向上した事の効果はわかりやすいが、画質の向上の評価に関しては、様々なものがあるため、注意が必要である。
今後、物理的な画素数の増加だけではなく解像度を向上させる可能性が高まり、様々な場面において高精細画像と触れる機会が増えることが期待される。
(東京大学 布施孝志)
以上、「測量」6月号より抜粋。
フリーウェアQE SuperResolution
(http://www.qelabs.com/sr/index.asp)
ここをクリックすれば、フリーウェアQE SuperResolutionのページが開ける。(英語表記)
まだ使ってみてはいないが、是非とも試してみようと思っている。
一昔前までは夢だったような事が、科学技術の急激な進展と電子機器の低価格化等で、個人の部屋の中のパソコンでも実現する事が可能になってきた。
頭の中の容量が少ないので、新しいものの存在を、自身の頭の記憶の引き出しに整理して格納する事すら難しい時代に生きている。
豊田かずき