日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

手書き文字

2013年02月11日 | インポート
ボタンを押せば文字が表示され、忘れている文字も即座に表示される便利な世の中になった。

パソコンのキーボードを押せば、ほとんどの用途の文書は作成できてしまう。

そのような事に慣れてしまうと、読む事はできても手書きでは書けない漢字の数が多くなって来る。

とりあえず、元々の漢字の形さえかすかに記憶さえしていれば、間違った漢字表現をすることもほとんど無い。

同音異義語に関しては、それらの意味まで同時に表示されるので、作成している文章の文脈から、どの漢字を使うのが妥当であるかさえ判断できれば事足りる。

携帯電話にしてもパソコンにしても、それらの中に必要なデータが格納されているのだと思うと、そのことで安心してしまって、自分の頭の中に記憶するということをおろそかにしてしまいがちになる。

また最近では、頭の中の記憶の引き出しの中で、どの引き出しに入れたのかを忘れてしまって、思い出せない事が多くなってきた。

私の頭の中は、新しい知識の情報が増えるのと反比例して、記憶するという事に関しては退化しているようにも思える。

文字を手で書く事を余儀なくされることもあるが、最近は普段から筆記具を使って書きなれていないので、手書きの文字がへたくそになってきている。

手書きの履歴書などを書かなければならないような時に、そのことを痛感する。

そのような一日だった。

諫早市の郵便局では、休みの日の簡易書留の受付は12時半までだそうだが、大村市の郵便局本局では、そのような郵便物の受付も24時間対応しているということを知った。

消印が何日までの分まで受け付けるというような郵便物を、ぎりぎりの締切日に出さなければならなくなった時には、空港の近くの大村市の郵便局本局まで待ち込めば、夜にでもその日の消印で受け付けてもらう事が出来る。

各種の受験願書などを、ぎリぎりの締切日に出す場合などには、その事を知っておけば役に立つかもしれない。



豊田一喜