日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

いわしがうじゃうじゃ

2013年11月16日 | インポート
午後から諫早市飯盛町結の浜に出掛けた。

何かしら小魚が釣れるだろうと気楽に考えていた。

アミの撒き餌をすると、小魚が20匹程度湧いてきたが、以前の様子とは少し違う。

修得したつもりでいた釣り方を試してみるが、小魚たちは餌に食いついてはくれない。

そのうちに、体長12~13cm程度のいわしの群れがうじゃうじゃと海面を泳ぎ回るようになった。

そうなると、他の小魚たちは撒き餌を撒いてもあまり湧いては来なくなった。

海面にたらしている渓流仕掛けの釣り針につけた青いソメに、群れて泳いでいるいわしがたまに喰らい付く。

弱々しい引きのいわしを釣り上げる。

途中でバリ(アイゴ)の子が2匹と小さなカワハギが1匹釣れてくれた。

いわしは13匹釣れてくれていた。

何かしら小魚がたくさん釣れるだろうと思っていたが、その思惑は見事に外れた魚釣りの日だった。

家に持ち帰ってから、いかにして食しようかと思案していたら、妻が、「生で食べたら」と言ったので、いわしはそのようにして食することにした。

うろこを落として頭を切り落とし、内臓を出して綺麗に水洗いする。

妻が作ってくれた酢ヌタをつけて、骨ごと食べてみた。

骨の違和感は感じることも無く、尻尾だけ残しておいしくいただく事ができた。

小さないわし釣りも悪くはない。




豊田一喜