誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ガマ

2015-11-10 07:00:10 | 日記

ガマ(ガマ科)花言葉は、強運。水性多年草。各地の池沼に生える。浅い水底から茎を伸ばし、高さ1.5~2m。葉は線形で、幅1~2㎝長さ50~120㎝緑色である。古くは茎や葉で蓙や筵を編んだ。漢名「香蒲」。同属別種の「姫蒲」や「小蒲」も各地に生える。蒲の穂は、円形の穂状で長さ薬10㎝の雄花序が繫がってつく。花粉は黄色で「蒲黄」といい、昔は薬用に使われた。「古事記」に登場する因幡の素兎が大国主命の支持にしたがって治癒できたのは「蒲黄」の薬効である。雄花序は花が終わると枯れ、雌花序が赤褐色となり「蒲鉾」となる。「いつさいのちからを抜かれ蒲の穂絮 藤田湘子」「海山の神々老いて蒲の絮 田中裕明」「くだけ落つ穂わたのはなやかに 星野立子」「雨の輪も古けきや蒲の池 高浜虚子」「憂きことの抱えきれない蒲による あらきみほ」「蒲の穂やはだしのまゝに子は育つ 池内たけし」「案じられし後継ぎ育つ蒲の花 石井佐知」{雨の輪も古きけしきや蒲の池 高浜虚子」「たち直るいとまもなけれ風の蒲 島田光子」「憂きことの抱えきれなば蒲に寄る 荒木みほ」。(残りだつ野路の雨あし蒲の花 けいすけ)