誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

イチョウ

2015-11-29 07:44:03 | 日記

イチョウ(イチョウ科)銀杏は中国原産の雌雄異株で落葉高木で晩秋鮮やかに黄葉する。高いものは30mに及び、巨木となることもまれではなく、金色に黄葉したものは荘厳である。「銀杏」には寛容的に「いてふ」の仮名が使われている。九月頃球形直径2~3㎝種子が落下する。実を包む種革は黄色く悪臭があり、中の白くてかたい部分が銀杏である。花言葉は、長寿。銀杏は晩秋、一斉に黄金色の葉を落とす。青空を背景に輝きながら散り、秋の終わりを象徴する美しさである。世田谷区奥沢の浄真寺には昔から銀杏の大木が2本あり、東京都の特別銘木に推奨されている。「銀杏散るまつたゞ中の法科あり 山口青邨」「銀杏散る兄が駆ければ妹も 安住 敦」「銀杏散る一切放下とはこれか 村松紅花」「銀杏散る万巻書の頁より 有馬朗人」「銀杏を焼きてもてなすまだぬくし 星野立子」「天匂ふ落ちぎんなんをふたつ踏み 秋元不死男」「鬼ごつこ銀杏踏みつかまりぬ 加藤瑠璃子」「いてふ葉や止まる水も黄に照す 粛 山」「とある日の銀杏ち”のと遠眺め 久保田万太郎」「黄葉思慮ふかふかと銀杏の木 鷹羽狩行」「隣る木もなくて銀杏の落葉かな 道 彦」「一色に大樹の銀杏落葉かな 鈴木花蓑」「花の如く銀杏落葉を集め持ち 波多野爽波」「銀杏落葉一枚噛みて酒場の扉 土生重次」。(吹たまる銀杏の黄葉の鮮やかさ ケイスケ)