誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

リンドウ

2015-11-22 05:58:39 | 日記
竜胆(リンドウ科)花言葉は、、正義。鐘状で先が五裂した青紫色の花は秋晴れの空の下でひときわ美しい。秋草の中でも竜胆は、秋の天と対峙しているような色を誇っている。それは早春に咲きだす犬風ぐり花が早春の空の色をしているのと似ている。深秋の空の色そのままに咲くこの花は、あきの七草の仲間入りをしていないのが、不思議なくらいである。竜胆はアフリカを除く全世界に分布していて、日本にも自生している。栽培種は咲きっぱなしで、しかも花を頂部だけだなく葉のつけねにも多くつけているが、野生の風情に欠けるきらいがある。白い色のものを笹竜胆と呼ぶ。笹竜胆は花期がやや遅れて晩秋の頃に咲く。「竜胆や厳頭のぞく剣岳 水原秋桜子」「壺の口いっぱいに挿し濃竜胆 川島展宏」「稀といふ山日和なり濃竜胆 松本たかし」「したりして一壺をみたす濃竜胆 渡辺千枝子」「竜胆や山路に入りて山隠る 下村ひろし」「竜胆や夕映きそふ岳いくつ 中村信一」「竜胆を畳に人のごとく置く 長谷川かな女」「りんどうに白雲うごき薄れけり 柴田白葉女」「竜胆のこの径夢に見たる径 橋 聞石」「朝市や竜胆ばかり抱え売り 中西舗土」「りんどうや机に倚れば東山 岡本 眸」「竜胆や声かけあひてザイル張る 望月たかし」「竜胆や風のあつまる峠口 木内彰志」「山上のことに晴れた濃竜胆 池上浩山人」「旅びとを濡らせる雨に濃竜胆 下村槐太」。(竜胆の花は動かず夕日さし ケイスケ)標記サイズ小文字に変更できない。フォントサイズが動作しません。なぜですか?