ヤクシソウ(キク科;オ二タビラ属)花言葉は、二ギヤカ。山野に普通に見られる30~120㎝の多年草。葉は薄く基部で茎を抱き、切ると白い乳液をだす。頭花は1.5㎝ほどで枝先に多数つく。花の咲いたあとは下向き、黒ぽい総苞と白い冠毛が目立つ。花期は8~11月。生育地は、北海道、本州、四国、九州。「露寒のこの淋しさのゆゑ知らず 富安風生」「冬隣りこの淋しさゆゑ知らず 富安風生」「秋惜しむ戸に音づるる狸かな 蕪 村」けさの冬毛衣を得たりけり 蕪村」「白湯一椀しみじみと冬来たりけり 草間時彦」。昨日から時雨る.朝のうち22℃に下がる。「天地の間にほろと時雨かな 高浜虚子」「鍋物に火のまわり来し時雨かな 鈴木真砂女」。(我寝床 丹前だせり 冬来る けいすけ)